2022/06/30

猛暑とエコハウス

例年、梅雨の時期ですが今年は猛暑日がここ数日続いています。

そんな猛暑の最中、お引越し後の竣工写真の撮影のために、府中の住宅にお邪魔してきました。



当日は最高気温が35℃でしたが、1階の住戸では昼間に冷房無しでお過ごしでした。


聞けば、風通しが良いので窓を開けていれば風が入ってきて気持ち良いです、とのこと。


実際に宅内にお邪魔すると、あまり暑苦しい感じもなく、住宅内での不快な温度差もあまり感じませんでした。


やはり、高気密高断熱仕様が効いているのかなと思います。



2階の住戸では屋根面に直射日光があたることもあり、さすがにリビングのエアコンは稼働していましたが、その他のお部屋ではエアコンは稼働されていないようでした。





こちらの写真は1階のリビングの様子。


竣工当時とは異なり、デッキと植栽が中庭に出来上がったので、内部と外部の関係が強く感じられるようになって良い感じと思います。

こちらは大きな掃出し窓で、反対側のキッチンに小窓を入れていますが、小窓を開けると風が抜けるようです。


通常、プランニング的に可能であれば部屋内の対角線上の関係になる2箇所に窓を設けるようにしており、そのことで通風が可能となるように設計していますが、その効果が実証されたかと思います。


1階の住戸も夕方にはリビングのエアコンを稼働されていましたが、なるだけ空調機器に頼らず、電力を消費しない生活スタイルが可能となっていたようでした。


やはり気候変動の影響なのか、6月にしては記録的な猛暑となっていますが、今後の社会情勢を鑑みると電力供給も将来的に不安がつきまとう感じがします。

そういう意味では、省エネ、創エネといったエコ仕様を多少なりとも住宅の中に取り込んでおくことは理にかなっているかと思います。



今回はたまたま撮影でお邪魔した中で、高気密高断熱仕様の効果を自ら体感できた格好ですが、エコ仕様の必要性をより実感した次第です。



ちなみに、今回撮影した写真は近日中に府中の住宅のページにアップデートしてゆきたいと思います。



最後に、かなり殺人的な暑さが続いていますが、皆さま熱中症にお気をつけてお過ごしください。








2022/06/27

府中:内外装工事4

 府中の住宅の現場レビューの続きです。


通常、足場は雨樋や金物等を全部取り付けてから外すので、工事の終盤まで残っていることが多いです。

なので、足場が外れて外観の全貌が現れた時というのは、きちんと出来ているか、ドキドキとワクワクの入り混じった気持ちになります。





写真はちょうど足場が取れた直後くらいです。
まだ仮説の電柱やトイレが残ってます。




中庭側の足場も取れて、木の外壁とルーバー、フレームがよく見えるようになりました。





2階リビングに隣接した共有スペース。壁のクロスもほぼ完了していますが、床はまだ素地の状態。



こちらは寝室。壁のクロスが完了して部屋の雰囲気がおおよそわかるようになっていますが、床に養生シートを張っているので、まだ仕上がりのテイストはわからない状態です。

とはいえ、足場やシートの類いが内外ともにほぼ無いので、完成状態が容易に把握できる状態になります。


ここまで来ると仕上げと設備器具の取り付けのみになってきます。
お引渡しの工程が差し迫っている現場だと、この辺りから仕上げや設備にかかわる様々な業者さんが入り乱れて、昼夜を問わず作業、、、、ということもあるのですが、幸いこの現場はきわめて順調に、余裕を持って工事していただきました。




ブログ上でも、もう少しで竣工にたどりつきますが、、、完成状態はこちらで見られますので、ぜひご一覧ください。





2022/06/18

フィッシュ アンド チップス

 先日、イングリッシュ・パブ系の居酒屋チェーン店Hubさんで久々にフィッシュ アンド チップスを頼みました。





黒ビネガーも一緒に出てきて、ちょっとウレシイ。




もうだいぶ前になりますが、ロンドンに行った時に食べたフィッシュアンドチップスは、ビネガーをたっぷりかけて食べるスタイルでした。


フライの脂っこい味にビネガーの酸味がよく合って、美味しいなあと思ったのですが、日本だと揚げ物に酢をかける、という食べ方が習慣的にあまり無いので、フィッシュ アンド チップスを頼んでもタルタルソースとケチャップのみ、というパターンが多くちょっと残念に思ってました。


たぶんHubさんのようなチェーン店だと、ビネガーをリクエストする外国人の利用も多いのかもしれないですが、ちゃんと英国製ブランドのビネガーを出してくれるのが良いなあ、と思いました。


御託はさておき、、、ビネガーかけつつ、タルタルやケチャップで味変しつつ、美味しくいただきました。




ところでフィッシュアンドチップスはイギリスの大衆食ですが、ニュース記事によると昨今の物価高とウクライナ侵攻で、油の高騰とロシア産タラの輸入減、というダブルパンチに見舞われて値段が上がったり、お店が閉店したりして大変だそうです。




日本もジワリと色々なモノの物価が上がっていますが、しばらく物価高や流通の混乱は続くのかもしれません。



建築業界でもそういう状況が昨年くらいからずっと続いていますが、しばらく納まらなさそうな気配はしています。とはいえ、一時期に較べると混乱は納まりつつあるようなので、状況を慎重に見極めつつ、進めるしかないかなと思っています。









2022/06/14

七里ヶ浜

 先日、久々に鎌倉まで足を延ばし、七里ヶ浜の浜辺を散歩してきました。

コロナ禍以来、シゴトや帰省を除いて遠出をしてこなかったので、久々の海の景色と潮の香り、波の音、砂浜の感触でした。




ちょうど、ゲリラ豪雨のような通り雨が降った後の晴れ間に行きました。

遠くにあるのは江ノ島。湘南らしい風景。





波の満ち引きをぼうっと眺めながら海を見ていると無心になれるというか、良いヒーリングになる気がします。







久々に海に来られてご満悦な様子のオジサン(笑。





ここ数年はなかなか外出が出来ない日々でしたが、久々に大きな自然の中に身を置いてみると、いつも以上に新鮮な感じがしました。




やはり、家、事務所、スーパーの往復だけで生活が成り立つものでもなく、リフレッシュすることも心身の健康にとって大事だなと、改めて思った次第です、








2022/06/08

八雲

 先日、池尻大橋のラーメン店、「八雲」さんに初めて行ってきました。


中目黒に拠点を構えて10数年経ちますが、いつも行列ができている人気のお店だったのでなんとなく敬遠していました。


自分にとって、近くにあって名前も良く知っているけども行ったことの無い有名店、のひとつになっていたのですが、たまたまお店の前を通りかかったら行列が途切れていたので、ちょっと伺ってみました。




白だし特製ワンタン麺。

写真からも大変丁寧な仕事が伺い知れる、見目麗しい、、、ラーメンです。


ワンタンはエビと豚肉。澄んだ出汁のスープと細めの麺で、全体にあっさりと上品な味でした。


ラーメンをいただいている間にもあっという間に待ちの行列ができていたので、入ったタイミングがラッキーでしたが、行列待ちをしてでも食べたい味、というのがよくわかった気がします。


基本的に待つのがキライ、行列嫌いでせっかちな自分ですが、、、美味しいお店は行列待ちをしてでも食べたくなる中毒性があるように思います。



八雲さんもそんなお店のひとつですが、写真を見ているだけでも味を思い出して、また行きたくなる、、、という名店だなあと思います。



日々、なんとなくトライしていないことにちょっとトライしてみると、新しい世界が開けるもんだなあと改めて思いましたが、コロナ禍で行動出来なかったことが色々ある中で、新しいことにトライするのも良いタイミングだなあと思った次第です。









2022/06/03

恵比寿リノベ:その3

 恵比寿のリノベーションの現場レビューも、気がつけばだいぶ間が空いていますが、、、その後についてレビューしたいと思います。


今回、水廻りも重要な改修項目のひとつでした。


浴室はユニットバスでない「在来工法」によるものでしたが、改修にあたっても狭くならずにタイル等の質感の良い、在来工法で更新することにしました。




こちらが改修前。
器具の老朽化やタイルの傷みが目立つ状態でした。




こちらは改修中。
防水を再施工し、壁面のモルタルを補修した上で新しい浴槽を据え付けたところです。
給排水管は再利用していますが、給湯管は更新しました。
リノベーションにおいて、水廻りのレイアウトが変わらない場合、どこまで更新するのか判断が難しいところがありますが、今回は解体してから調整しました。





こちらは改修前のキッチン。
棚の位置やカウンターの大きさが中途半端で、いまいち使いづらい状態でした。




こちらは、新しいキッチンユニットを設置した直後の様子。
キッチンをL型にしてワークスペースを拡張し収納量をアップさせたのと、冷蔵庫用のニッチをつくりその脇に収納を兼ねた造作テーブルを据え付けています。


こちらのキッチンは、オーダーキッチンのエキスパート、「リブコンテンツ」さんによるものです。
キッチンは様々な専業メーカーさんがあるように、いったん追求しだすと非常に奥が深く、、、色々と可能性がありえるのですが、今回はきちんと納得したものをつくりたい、というお施主様のご意向もあり、フルオーダーで製作することにしました。


見た目はシンプルで、スッキリしたテイストのキッチンになっていますが、今回のリノベーションでの各部のデザインに通底する方針になっています。





こちらも既に工事は無事に完了していますが、、、工事の様子は引き続きレビューしてゆきたいと思います。








2022/05/30

つくば散策

 先日のお蕎麦の投稿は、つくば訪問した際のものでしたが、つくばに行った際の様子を少しレビューしたいと思います。


久々につくばを訪問したのは、つくば市美術館で筑波大のOBであるアーティスト「明和電機」さんの展覧会が開催されており、そのタイミングで友人達と久々に合うことになったためです。


つくばには同窓会や仕事の関係で数年に1回は行くのですが、今回は展覧会に行く前にかなり久しぶりに大学のキャンパス内を散策してみました。



こちらは寮の建物。おそらく築50年くらいです。個室は洗面台のついた6畳くらいのいわば「独房」で、私がいた頃は固定電話も携帯もありませんでした・・・。
こういう寮の建物30棟あまりあって、新入生はほぼ全員こちらの寮に入っていました。
現在はつくばエクスプレスという秋葉原までつながった鉄道ができたので、寮に入らずに電車通学している学生さんも多いそうです。



こちらは共用棟。食堂や銭湯がありましたが、そもそも寮に入っている学生さんがだいぶ少ない様子で、ひっそりとしていました。





ちょっとめずらしい、荷車の駐車場。引っ越しシーズンに大活躍です。こういう荷車専用のスペースがさも当たり前のようにあるのがなんともつくばっぽい、、、感じです(笑。







正面の建物が「体芸棟」と言われる、体育系と芸術系の教室が集められた棟。

キャンパスの南側に位置したゲート状の建物なので、「南大門」と言われていました。

筑波大学は南北4kmと長大なキャンパスですが、在学時はほとんどこの界隈にいました。




こちらはキャンパス内の標識。自転車は左、歩行者は右。
ルールが守られているかどうか不明ですが、、、自転車移動の多いつくばならではの標識です。




こちらは体芸棟の吹抜け部分。設計は巨匠・槇文彦先生。50年くらい前の建物でだいぶ改修されているので、外装はオリジナルでないのですが、この吹抜け部分はかろうじてオリジナルの雰囲気を残しているかと思います。


ちなみに、このゾーンはキャンパスのメイン歩道が貫通しているのですが、通学時には自転車の大渋滞ポイントでした・・・。




あらためて訪問してみると、社会主義モダニズムといいますか、、、限られた予算の中で造形的に色々とチャレンジしつつも、時代性を反映した無機的な近代主義建築が風化しながら漂わせている残り香に哀愁があって、妙に懐かしいような、なんとも言えない気持ちになります。

もちろん更新された新しい建物や施設もあるのですが、在学当時=25年くらい前からあまり変わっていない風景が微妙にエモい、、、感じがしました。



研究学園都市といわれる、大学をはじめとした計画都市が建設された当時は高度経済成長の時代でしたが、ちょうどオイルショックの余波を受けて、中止された計画も色々あったそうです。そこから50年くらいの時間が経過して、それなりに風化した建物の間を歩いていると、レトロフューチャーな感じがすごくしました。





そして、お目当てだった「明和電機」さんの展覧会。

明和電機は90年代後半から活躍しているアートユニットですが、社長の土佐信道さんが大学院生だった頃に私も在学していました。

そのため、当時からなんとなく活動を存じ上げておりましたが、今回の展覧会は、その頃の学生時代から現在までの作品を見られる回顧展になっていました。










こうして見ると、レトロフューチャー感がすごくありますが、やはり「ツクバ」発という点を意識しつつ創作されていらっしゃるそうです。

ちょうどライブパフォーマンスも別会場で開催されていたのですが、そちらは残念ながら行けませんでした。



分野は全く異なるものの、同窓の方のこれまでの歳月の積み重ねを見て、こちらも良い刺激をいただきました。




ちょっと、いつもの投稿よりも写真や文章が多い気がしますが(笑、、、久々のつくばで旧交を温めたこともあって、ついつい力の入った、、、つくば散策のレビューでした。








2022/05/26

府中:内外装工事3

前回からかなり間延びしていますが、、、府中の住宅について工事のレビューです。


前回は内装の石膏ボード張りや外装の木化粧板の施工についてご紹介しました。


石膏ボードをあらかた張り終えると、そこからは仕上げ工事になります。

府中の住宅ではビニルクロスを仕上材としているので、クロス工事が始まります。






2階リビングの様子。グレイの壁面はクロスの施工が部分になります。

ビニルクロスは施工はわりと早く進むので、戸建て住宅くらいの規模だと、だいたい1週間くらいであらかた完了します。



こちらは、小屋裏収納(ロフト)へ上がるための階段。

通常、小屋裏収納(ロフト)へのアクセスはより簡易で床面積にカウントされない「ハシゴ」が多いのですが、今回は面積やスペースに余裕があったので階段にしました。

けっこう急な階段ですが、ハシゴよりは登りやすい、、、感じです。





2階の寝室。こちらの壁面はまだ石膏ボードがあらわしになっている部分もあります。

ボードの白い部分は、パテでしごいた箇所で、ビス穴や継ぎ目を消しています。





こちらは外装の様子。

木の化粧板やルーバー等も入って、あとは雨樋等の金物を入れると外装の完成です。

足場があるので全体の様子はわかりにくいのですが、諸々の付け忘れ、補修忘れ等があると取り返しがつかないので、足場を外すのはギリギリ最後の工程になります。




壁面の仕上げ工事に入るとかなり完成状態に近くなるのですが、床面や器具には養生シートを貼っているので、なかなか全体像は見えそうで見えない状態です。




とはいえ、そうした見えつつある完成状態を想像しながら現場の施工状態を検証するのが、設計監理者の密かな楽しみかもしれません。





この後、クロス等を張った後に照明や空調機器を取り付け、一気に完成状態へと近づいてゆきます。



それらのレビューもあまり間を開けずに、、、こちらのブログに投稿したいと思います。








2022/05/21

コラム欄

 KHアーキテクツのウエブサイトに「コラム」欄を作成しました。


これまでの設計活動で蓄積してきたノウハウや知見をテーマごとに紹介するコーナーになります。是非ご一読ください。(→ リンクはこちら


ブログについても、こうした役割を担っているのですが、時系列かつランダムなタイミングで書かれているので、過去にストックされたトピックがわかりにくい面がありました。


そのため、新たにコラム欄を設けてそれぞれのプロジェクトでの取り組みがわかりやすく理解できるようにしました。



こちらのブログと合わせて、なるだけ更新頻度をあげつつ記事を書いてゆきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。





2022/05/18

十割蕎麦

 先日のGWには私用で久々につくばに行きました。



つくばには、「つくばエクスプレス」という秋葉原始発の鉄道で行けば都内から1時間前後で到着しますが、我々が学生の頃には常磐線からバスか、高速バスしか東京からの移動手段が無かったので、隔世の感があります。



そんなつくばに行った折に、昼食で入った駅前商業ビルの蕎麦屋さん。

一見、普通のチェーン店系お蕎麦屋さんでしたが、コシのあって香りの高い十割蕎麦の美味しさにびっくり。





ヒレかつ丼と十割蕎麦定食。


一見何気ない定食セットですが、ボリュームと美味さは、都内の近隣のお店ではなかなか無い感じ。

こういう普段使いの定食が何気に美味しい、というのがシンプルながら質の高い生活だなあ、とつくづく思います。


思えば、つくば界隈は蕎麦の産地で、学生の頃から美味しい蕎麦屋が点在していました。

やはり伝統的に蕎麦が美味しいエリアなのでしょうが、駅前の商業ビルで美味しい蕎麦を食べられるとちょっとテンションが上がる、、、というものです。





つくば訪問のレビューはまた別の投稿でやりたいと思います。


2022/05/09

バラ

 GWの連休が終わって、いつも以上にブルーな月曜日、、、という感じですが、個人的に今年のGWは少しのんびり、良いリフレッシュが出来ました。


5月のこの時期はバラが咲くシーズンですが、近所のとある会社の敷地では多様な種類のバラが道沿いに植えられており、お散歩の時に楽しむことができます。


たぶん、昔のブログでもご紹介したかもしれませんが、、、今年もお散歩の道中でバラを撮ってみました。









色々な種類のバラが一斉に咲いていて、なかなか壮観です。


この時期、公園や民家の庭先にバラが咲いている光景はところどころで見られるものですが、歩道から気軽に楽しめる場所はあまり無いような気がします。

そういう意味でちょっとありがたい、バラの隠れた名所のひとつです。



春先から5月にかけてはサクラや新緑がフレッシュでついつい「映え」を狙って写真を撮ってしまいますが、、、単純にそのキレイさを楽しめるのが緑や植栽の特徴だなあと想います。




穏やかに楽しかった、GWを回顧する、、、ブルー・マンデー(?)の投稿でした。








2022/04/30

ツツジ

 つい先日まではサクラの季節でしたが、気づけばGWになりました。


この季節はやはりツツジが見頃になっていて、色々な場所に植えられているツツジが一斉に咲いています。




恵比寿ガーデンプレイスの構内の植栽帯で咲いていたツツジ。



春雨の午後でしたが、ちょうど満開で花の密度も高い感じだったので、つい撮ってしまいました。






恵比寿ガーデンプレイスは、現在進行中のリノベーションの現場からほど近いのですが、構内にある東京都写真美術館で「本城直季展」をやっていたので、行ってきました。



本城さんはミニチュアのように風景を撮る写真で人気を博している写真家で、巡回展を数年前から開催されていたようです。





会場内は撮影可で、全体の様子をちょっと撮ってみました。

大判の写真はなかなか迫力があります。



作品のサイズや会場の構成はテーマごとに変えてあったのですが、空間の使い方や見せ方に対するこだわりや意識が高いのが印象的でした。





すでにGWが始まっていますが、今年は久々に色々なイベントが開催されるようです。




引き続き感染対策に留意しつつ、そうしたイベントに出かけるのも一興かと思いますが、皆さまにおかれましても良い休日をお過ごしください。





2022/04/26

府中エコ・コートハウス

 こちらのブログでも工事の様子を紹介している府中の住宅について、「府中エコ・コートハウス」として事務所のウエブサイトにアップしました。

是非、ご一覧ください。(→リンクはこちら


HEAT20G2グレードによる高気密高断熱の二世帯住宅になっています。


今回も、前職時代からお付き合いのあるフォトグラファー黒住直臣さんに撮影していただきました。いつもありがとうございます。


実は撮影時には中庭部分や南の庭園は出来上がっておらず、、、改めて撮影する予定になっています。

そのため、今回は先行公開という形で写真をセレクトしています。



また中庭等の撮影が完了しましたら更新したいと思いますが、まずは建築中心にご一覧いただけましたら幸いです。




ちなみに、いつも時系列が逆転してしまうのですが、、、ブログの工事現場のレビューは引き続きやってゆきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。








2022/04/23

ライオン

 サクラが散って、気が抜けた、、、、という訳ではありませんが、ちょっと久々の投稿です。



先日、久しぶりに「銀座ライオン」の銀座7丁目店に行きました。

こちらは昔からあるビアホールで有名ですが、昨年「登録有形文化財」になったそうです。

調べると1934年竣工とのことで、90年近く大きな変更なく使われ続けているのはちょっと驚きです。

全体的にフランク・ロイド・ライトっぽい意匠で、クラシックとモダンがミックスされた独特の空間になっています。


先日伺った際には、1階のホールは満員だったので、2階の客席に案内いただきました。



1階のホールしか知らなかったのですが、2階も天井の意匠が凝っていて、なかなか味のある空間でした。ちなみに写真に写っている欄間部分のステンドグラスはよく見ると「ライオン」です。







そして、こちらはフィッシュ・アンド・チップス。

何故か定番のウインナー・セットを撮り忘れたので、、、こちらをアップしました。




最近、徐々に外食の機会が増えつつありますが、やはり、食事はそこの空間や周りのお客さんの雰囲気も含めて楽しむものだなと改めて思いました。







最近は夏日も増えてきましたが、今年は久々に屋外のビアホールや食のフェスに行ければなあ、、、と思います。







2022/04/07

府中:内外装工事2

 サクラの投稿が続きましたが、、、府中の二世帯住宅の工事のレビューの続きです。



外装ではモルタル塗りと塗装吹付けが完了すると、化粧木板を張る工程になります。



正面の壁は木板張りが完了し、左側の壁面はアクリル吹付けで仕上げた壁面の上に木板を張る為の下地材を入れている段階です。

右側の木フレームはルーバーを入れる為のもので、中庭と外部を緩やかに仕切っています。




同じ中庭部分を反対側から見たところ。

正面の壁面は木板張りが完了していますが、だいぶ完成形がイメージできる状態になっています。






こちらは2階住戸へ上がるための階段。

半外部の扱いになっています。


側面に明り取りの窓を入れているので、2階部分がぼんやりと明るくなっています。


実はこの写真は今年の年賀状に使用した写真です。

ちょっと「天国への階段」(笑、、、ではないですが、暗闇の先に明るい未来があるような感じに仕上がっているので、使ってみました。


完成後もだいたいこんな感じで見えるのですが、シンプルで登りやすい階段になったかと思います。


階段面はタイル仕上げですが、まだ未施工なので鉄骨面とモルタル用の補強メッシュが見えています。






上の2枚は2階のリビングの様子。

壁面にビニルクロスを張るとほぼ完成となる状態です。



あらためて写真を見ると、整理整頓されていてキレイな現場だなあと思います。


こういうものは建物には最終的に残らない部分ですが、建物自体のクオリティにも影響がある気がします。



どんなシゴトでも同じことが言えるかもしれませんが、見えない部分を含めて丁寧なシゴトを続けることが、最終的なクオリティを高めるのかもしれません。





自分自身も忙しいとデスク廻りに書類が山積して荒れがちになりますが、、、整理整頓を肝に命じてシゴトしてゆきたいと思います。
















2022/04/02

サクラ@目黒川4

 またまた連投になりますが、、、本日の目黒川のサクラ。





週半ばに降った雨のせいか、だいぶ葉桜になってきました。




お花見としては今週末くらいで見頃は終わるかな、という感じです。



今年は開花から満開になるまでが早く、例年以上に早足のサクラだったような気がします。



今年のサクラのレビューはこの辺でいったん区切りをつけようと思いますが、例年サクラの時期は春の訪れを体感できる、というか単純に写真が「映える」ので(笑、ついつい載せてしまいます。



そして気づけば4月になり、新年度になりました。




ウチのような設計事務所は特に年度の変わり目で何かが変わるということも無いのですが、新年度のささやかな目標としてはブログの更新頻度をあげる、、、ということがひとつあります。



そもそも更新頻度も内容もユルめ(笑、のブログですが、KHAのシゴトや考え方、日常をより細やかにお伝えすることが出来ればなあと思っています。




新年度も引き続き、ヨロシクお願いいたします。




2022/03/30

サクラ@目黒川3

 連投になりますが、目黒川のサクラ並木についてです。





夜のサクラ並木。

今年は提灯やライトアップが無いので、例年に較べて地味な感じもしますが、サクラそのもののピンク色で暗がりがほんのり明るくなっているのも風情があるものです。




写真を見るととても静かな風景に見えますが、実際には酔客でワイワイ、、、といった感じで賑やかさが戻ってきています。




まあ、そういうお花見がやっぱり普通の光景でしょうが、久々に見る花見のすごい人混みに若干おののきつつ(笑、、、密を避けてサクラを楽しんでいるところです。










2022/03/28

サクラ@目黒川2

 サクラが開花して1週間ほど経っていますが、目黒川のサクラはほぼ満開に近い感じです。



毎年のことながら、見事な景色だなあと毎回感嘆してしまいます。




今年の中目黒は例年川沿いに設置される提灯が中止されて、2年連続でちょっと地味なお花見シーズンになっています。



とはいえ、人出はコロナ前に近いくらいに増えていて、賑やかなお花見シーズンになっています。



個人的には、自宅とジムショの通勤の道すがら、例年通りの春の訪れを静かに楽しみたいと思います。


2022/03/24

府中:内外装工事1

 ブログ上での時系列が乱れていますが、府中の住宅の工事のレビューです。


構造系の工事が終わって配線・配管、断熱工事が完了すると、仕上げに向けての工事が始まります。


今回、外装は塗装吹付けが多いのですが、防火上モルタルを全体的に左官仕上げしています。




中庭側の外装のモルタル工事が完了したところ。




こちらは玄関ポーチ側のモルタル施工完了時の写真。



モルタル仕上げは左官の手の痕跡と微妙なムラが味があって、商業施設でも割と人気だったりしますが、そのままだと汚れと耐久性にやや難があるので、吹付け塗装と化粧木材で仕上げています。





内装側でも石膏ボードが張られてくると、仕上げの様子がだいぶわかってきます。





こちらは階段室部分の天井。左に24時間換気用のダクトが2本見えています。

住宅の換気用のダクトは、こういうソフトな素材で出来ていて、ビニルホースのように取り回しが自由にきくようになっています。

メーカーによっては金属のソリッドなダクトでやるところもあるようですが、コスト等を考慮するとこれで良いかなとも思います。




この段階に入ってくると、完成時の状態がだんだん見えてきて、現場に行った時のワクワク感が高まる(笑、、、感じです。





とはいえ、多くの部分は仕上がってしまうと後から見えなくなってしまうので、この段階に断熱や気密、設備の配線・配管をキチンとチェックしておくことが重要となります。




すでに竣工後ではありますが、、、府中の現場の様子はまた引き続きレビューしたいと思います。



2022/03/19

サクラ@目黒川

 毎年恒例、、、という感じですが、今年も中目黒の目黒川沿いサクラ並木の様子です。


東京はまだサクラの開花宣言が出ていませんが、もうチラホラ咲いている木が見受けられます。





部分的ではありますが、咲いています。



もう見慣れた風景ではありますが、やはりちょっとワクワクと、待ち遠しく感じるものです。




これも毎年のことでありますが、、、サクラの様子を今年もブログでちょっぴりレビュー出来ればと思います。









2022/03/16

恵比寿リノベ:その2

 恵比寿のリノベーションは年明けから現場が始まり、少しづつ進んでいます。


今回のリノベーションはあまり間取りは変えずに水廻りを中心にリファインする、という方向性なのですが、温熱環境の改善もひとつの大事な課題となっています。


一般的に、築古の戸建て住宅は断熱性能が現在の標準的な住宅に較べてもかなり劣るので、特に1階は冬季に底冷えします。

今回のリノベーションでは床下の断熱材を更新し、床暖房を導入することで改善するように計画しています。




1階の床仕上げ、下地板を撤去したところ。

幸い、配管等からの漏水もなくドライな状態でした。こちらの家屋は築25年くらいで、地盤面に捨てコンクリートを打ってあるのですが、もう少し古い住宅では地盤面=土壌がそのまま見えている場合があります。

古い社寺建築を見るとよくわかりますが、昔の日本建築では床下=外部という扱いでした。

最近では湿気やメンテナンスへの配慮から写真のように構造体でない捨てコンクリートを打つか、ベタ基礎といって構造的な強度のある床コンクリートを入れることが多いです。

ウチの事務所では通常、ベタ基礎にしています。







こちらは断熱材を入れて床板敷きが完了した部分の写真。

水色の発泡スチロールのようなものが断熱材です。40ミリと50ミリに2枚を入れています。

もともと入っていた断熱材は35ミリでしたので、2.5倍程度の厚みになっています。この位の厚さにしておくと、より断熱効果が高くなり、室内の保温効果が高まる=底冷えしにくくなります。



今回は断熱の増強に加えて、床暖房を採用しました。




床に置いてあるシルバーの板が床暖房ユニットです。

床暖房をする範囲にこのユニットを敷き込んでゆきます。ユニットには温水パイプが入っていて、温水がパイプを循環することで暖かくするシステムになっています。


床暖房は断熱のスペックを上げれば不要なケースもあるのですが、今回の改修では内装すべてを解体するような大規模な断熱改修は行わないので、床暖房を採用しています。



こうした部分は見えない上にコストがそれなりにかかるのですが、地味なりに大事な改修項目になるので、このブログでもご紹介してみました。