府中の住宅の現場レビューの続きです。
内装の仕上げ工事がほぼ完了すると、設備の器具付けが始まります。
電気や水道の配管はあらかじめ完了しているので、最終的な器具をつけるのがこの段階です。
府中の住宅の現場レビューの続きです。
内装の仕上げ工事がほぼ完了すると、設備の器具付けが始まります。
電気や水道の配管はあらかじめ完了しているので、最終的な器具をつけるのがこの段階です。
蒸し暑い日が続いていますが、先日お散歩中の休憩で立ち寄った某ホテルからスカイツリーがよく見えました。
周囲からもひときわ高いスカイツリー。
早いもので今年で10周年だそうです。
竣工時から機会があったら行こうと思いつつ、未だに行けていないのですが、、、時々電車の中や街中でお姿を拝見すると、ちょっとテンションあがってしまいます。
やはり東京の西側に住んでいる人間にとって、イーストサイドに行かないとなかなか姿が見られない、というちょっとレア感があるのかもしれません。
加えて、東京タワーは周りに高層ビルが林立して段々とスカイラインに埋没しつつある環境にありますが、スカイツリーはまだ周りが相対的に高さが低く、実際の高さも突出して高いという点からもタワーらしいランドマーク感がより強く出ている気がします。
いずれにしても、タワー低層部の商業施設を含めて見学に行かねば、、、と竣工から10年を経て改めて思う次第です。
恵比寿リノベの現場レビューの続きです。
配管、配線と床、壁、天井の間仕切りが完了すると、仕上げと造作家具の取り付けの段階になります。
リビングに造作家具の筐体が入ったところ。塗装前の間仕切りフレームの中に収まっています。
洗面台と鏡付き収納を取り付けたところ。
鏡は既存の窓のサイズに合わせています。
こちらの部屋はクロス貼りが完了しています。
パターン柄のクロスを使用していますが、パターンのズレも無くキレイに貼られています。
こちらはキッチンのモザイクタイル。
既存の白い人工大理石の窓台と組合せています。
ここまでくると各部をひたすら仕上げてゆく、、、という感じになりますが、リノベーションの場合は、既存部分とデザインや納まりを上手く調整してゆく必要があります。
今回のリノベーションでは既存部分も残すところがけっこうあったので、その部分とのバランスを上手くつけられるかがひとつのポイントになります。
基本的には事前の現地確認で既存部分の状態を確認しておきますが、現場に入ってから調整するケースも結構あります。
今回の場合は更新する予定の無かった巾木や扉の補修が追加工事になりました。
やはり、新しい部材と古い部材が混在すると、これまで気づかなった古い部材の老朽化が気になってくることがよくあります。
現場監理ではそういう点も確認しつつ、お施主様とも現場で相談しながら進めてゆくのが業務のひとつになります。
この段階で工事の出来高としては8割くらいの感じで、あと少しで竣工になりますが、なるだけ間を置かずに、、、引き続き現場のご紹介をしてゆきたいと思います。
以前にもちょっと写真を挙げたことがありますが、先日おうちでパエリアをつくりました。
新鮮な具材たっぷりのパエリア。
味付けはスーパーで売られている調味スープを使用していますが、具材をキチンと入れて炊き上げれば、普通に美味しいパエリアがお手軽に出来るので、たまにつくってます。
ただ、今回は火入れに失敗して、おこげがまんべんなく厚い層をつくってなかなかインパクトのある仕上げに・・・。写真だと美味しそうに見えますが(笑。
複数のネットレシピを参考に火加減を調整してみたのですが、なかなか難しいものです。
こればかりはトライアンドエラーを繰り返すしかないなあと思います。
建築の設計でもそうですが、成功したことよりも失敗の方がなぜか記憶に残ります。
まあ、そうしたことの積み重ねで、より良いモノづくりが出来れば、、、と常々思います。
先日、府中の住宅の竣工後の写真を撮った際、待ち時間に近くの公園に行ってみました。
ちょうど夏至の直後くらいのタイミングでしたが、6時を過ぎても明るい空が拡がっていました。
普段だと空を見上げる機会があまり無いのですが、改めてちょっと広いオープンスペースに行って空を見上げると、雲の模様や青さ、夕暮れ時の光の変化の面白さ、美しさに改めて気付かされます。
たまには余裕を持って散歩して、視点を変えて物事みないとダメだなあと、、、空き時間に見上げた空を見て思った次第です。
6月の話しになりますが、東京国立博物館で「琉球展」を開催していたので行ってきました。
沖縄の本土復帰50周年記念の展覧会で、7月中旬からは九州国立博物館で開催されるそうです。
恥ずかしながら、何故か沖縄に行ったことが無く、自分にとって数少ない未踏県のひとつです。ちなみに、個人的に未だに未踏なのは、富山、鳥取、徳島、高知、そして沖縄です。
あと5県なので、いつかは訪問して47都道府県全てを踏破したいのですが、それぞれなかなかに遠い、、、ので、機会を逸している感じです。
話しが逸れましたが、未踏の沖縄を多少とも体験する、、、ということで展覧会に行ってきました。
展示は沖縄の歴史や文化を総合的に概観する、というもので、教科書ではなかなかじっくり学べない琉球史をざっと見通せた感じです。
やはり、独立国家としての歴史が長く、地理的に交通の要衝ということもあって、様々な文化の影響を受けつつ独自の文化的、芸術的なアイデンティティを築いてきたことが理解できました。
こちらの写真は琉球国王、尚家の王族が身につけた着物。鳳凰柄が鮮やか。
こちらは同じく尚王家の酒器。錫製の瓶にガラスの飾り玉をつけているそうです。
こういうガラス細工の酒器は初めてみましたが、西洋由来の舶来品、といわれても納得しそうな無国籍感、時代の超越感があります。
撮影可能エリアが限られていましたので、ご紹介できるのは上記の2枚のみですが、他にも色々な文化財が展示されていて、充実の展示ボリュームでした。
建築では、2019年に火事で消失した首里城関連の展示もほんの少しありました。
沖縄の古建築も、赤い瓦や鮮やかな色彩、うねるような石垣等が非常に魅力的ですが、それらの遺構の一部は世界遺産に指定されていて、沖縄各地に保存されています。
残念ながら今回の展示では建築系の展示物が少なめだったのですが、実際に訪れる、という宿題をいただいた、、、のかなと思います。
沖縄は建築の世界遺産も魅力ですが、その他の自然遺産、文化遺産も非常に魅力的で、それらを含めていつか世界遺産巡りをしてみたいものです。
そして歴史的にも、戦争の痛ましい記憶がまだまだ残る場所ですが、自然、文化、歴史を含めて魅力あふれる沖縄だなあと思います。
未踏の自分が言うのもおこがましい、、、のですが。
いずれにしても、時間をかけてじっくり訪れてみたい土地のひとつです。