ちょっと更新が滞っておりますが、展覧会のご案内です。
2000年前後に私が在籍しておりました事務所の師匠、古市徹雄先生の展覧会が開催されます。
私は不肖の弟子で、、、あまりお役に立てなかったように思うのですが、他ではできない面白い経験を色々とさせていただきました。
会期中は縁のあった方々によるトークイベントもあるようです。
会期が短いのですが、お時間ありましたら是非お立ち寄りください。
ちょっと更新が滞っておりますが、展覧会のご案内です。
2000年前後に私が在籍しておりました事務所の師匠、古市徹雄先生の展覧会が開催されます。
私は不肖の弟子で、、、あまりお役に立てなかったように思うのですが、他ではできない面白い経験を色々とさせていただきました。
会期中は縁のあった方々によるトークイベントもあるようです。
会期が短いのですが、お時間ありましたら是非お立ち寄りください。
気づけばもう9月ですが、そろそろ夏の展覧会も会期末、、、ということで先日「ガウディ展」に行ってきました。
展覧会は、サグラダ・ファミリア教会を中心にガウディの軌跡をたどる展示でした。
展覧会の展示写真と比べると塔の本数が全く違う、、、のがわかります。
永遠に未完と言われていたサグラダ・ファミリアですが、2026年にはキリストの塔といわれる一番高い塔が完成する予定だそうです。
テクノロジーや構法の進歩や観光収入による工事資金の充実もあって、飛躍的に工事が進捗しているようです。
こちらは展覧会にあった、身廊部の模型。
こちらは、2009年当時の写真。
よく見るとまだ足場がかかっていますが、現在は内部もだいぶ完成しているようで、ミサが行われている映像も上映されていました。
こちらの彫像は、現地に実際に設置されていた、彫刻主任・外尾悦郎さん制作の彫像。
だいぶ風化していますが、より耐久性のある石材による彫像に交換されたとのことです。
これらの彫像は実際には高所に設置されているので、こうして表情がわかるような至近距離見られるのは展覧会ならでは、と思います。
こちらは2009年の写真。
この部分は「降誕のファサード」といわれ、ガウディが生前手掛けていた部分です。
この「降誕のファサード」は、ガウディが自ら身命を賭して造られただけに、非常に密度の濃い、魂のこもった大変迫力のある造形になっています。
フィンランドのガラスメーカー、「イッタラ」社のプロダクトを紹介する展覧会が渋谷の文化村ミュージアムで開催されているので行ってきました。
イッタラは、北欧好きには著名なガラスのメーカーですが、近年はイッセイ・ミヤケや日本の著名なデザイナーともコラボしており、人気のある北欧ブランドのひとつです。
ケンチクの世界では、フィンランドを代表する巨匠、アルヴァ・アアルトのガラス製品を手掛けていることでも知られています。
展覧会場を入ってすぐのエリアに展示されている、「アアルトベース」の展示。
自由な曲線をかたどった「アアルトベース」は1930年代に開発され、90年近く経った現在でも未だにイッタラを代表するプロダクトといえるようです。
かくいう私もフィンランドに行った際に小ぶりの「アアルトベース」を買いました。
ヘルシンキの本店で購入したのがささやかな自慢ですが(笑、日本でもイッタラのお店やネット通販等で色々と購入する方法があるので、さほど珍しいものではないかと思います。
「アアルトベース」をはじめ、シンプルで飽きのこないロングライフデザインと手の届く価格がイッタラの魅力と思いますが、中にはガラス技術を駆使した鳥のデコイのようなプロダクトもあります。
展覧会の最後にディスプレイされていた、ガラスの鳥の数々。
現在はほとんどのプロダクトが機械生産されているようですが、どこかに高い技術を持った手仕事の痕跡を残しているようなところが、イッタラの魅力なのかもしれません。
このグラスも、イッタラの「ウルティマ ツーレ」というグラス。
ラップランドの氷が溶ける様子にインスパイアされてデザインされたもののようですが、ガラスの表面の木の幹を思わせる模様やグラスの底の凹凸が反映した光の様子が、有機的な美しさを創り出しています。
そのせいか、氷が似合うグラスだなあと思います。
このプロダクトも、1960年代のデザインですが、全く古さを感じさせない、ロングライフデザインになっています。
こうした定番デザインがある一方で、新たなデザイナーを招いてのチャレンジをする姿勢が支持されて今の人気につながっているのかと思いますが、どこか自然の優しさを感じさせる有機的なデザインが今の時代に合っているのかなと思います。
同じことは、建築のデザインにもいえるかと思いますが、飽きのこない、どこか優しさのあるデザインの建築をつくることが出来れば、、、と思います。
気づけば9月に入っていますが、今年はケンチク・デザイン系の展覧会が充実しています。
そのひとつである、「フィン・ユールとデンマークの椅子」展に行ってきました。
デンマークの著名な椅子・インテリアのデザイナーであるフィン・ユールを軸に、デンマークの名作椅子を紹介する展覧会でした。
会場は東京都美術館。前川國男設計のクラシック・モダンな空間の美術館ですが、北欧モダニズムによる椅子の展示と美術館の空間がマッチしてました。
こちらは日本でも有名なアルネ・ヤコブセンのデザインした椅子の展示コーナー。
この椅子は、シドニー・オペラハウスで有名なヨーン・ウッツォンのデザイン。ウッツォンも北欧系の出身と理解していましたが、実はデンマークの方だそうです。
この椅子の、ちょっと癖のある曲線のフォルムはオーロラをイメージしているそうです。
こちらの展示も、全てフィン・ユールのデザインした椅子。
いずれも柔らかな曲線を使っており、普通っぽさの中にあるちょっとした癖のようなカーブラインが印象的です。
恥ずかしながらフィン・ユールという方を全く知らなかったのですが、、、微妙な曲線が多く製造が難しいからか、現在は廃番になっている製品も多いようです。
ただ、まだ販売されている製品もあるようで、フィン・ユールをはじめとする現在流通しているデンマークの椅子プロダクトに、触って座れるコーナーが、展示室の最後にありました。
20世紀初頭からのデンマークの椅子のデザインを概観できる上に試し座りも出来るので、椅子好き、北欧デザイン好きには大変オススメの展覧会です。
10月9日まで、東京都美術館で開催されています。