このところ暑い日々が続いており、暑い時には暑い地域の食べ物、、、という訳でもないのですが、近所の沖縄料理屋さんで久々に「ソーキそば」を食べました。
滋味深いだしにソーキ(豚の骨付きあばら肉)、かまぼこ、紅しょうが、青ネギの載ったそば。
時々、食べたくなる味のひとつです。
折しも、沖縄返還50周年ということでドラマも含めて沖縄関連イベントが色々と盛り上がって(?)いますが、「琉球展」の投稿でも書いたように、個人的にいまだに未踏の地、、、なので、時々沖縄料理を食しては、彼の地に思いをはせる、、、ということも無いのですが(笑、単に時々食べたくなります。
昔、前職の事務所の近くに竹富島出身の老夫妻のやられている沖縄料理のお店があって、ソーキそばが500円ちょいくらいで食べることが出来ました。
自宅を改装した小さなお店でしたが、美味しい沖縄料理と優しい人柄のおじい、おばあが印象的なお店でした。
たぶん、もうお店はたたまれているようですが、当時食べていた、なんだか優しい味の沖縄そばが忘れられない味のひとつになっていて、沖縄そばを食べる時に自分の中でひとつの基準になっています。
誰しも、忘れられない味があるものと思いますが、高い安いにかかわらず、そういう味が自分の中にいっぱいあると、人生がより豊かに過ごせるような気がします。
まあ、食べている時は何も考えずに一心不乱に食している訳ですが、、、湯気の立つ、シズル感のあるそばの写真を見ながら、ふと色々と思い出した次第です。