既に年末年始休暇に入っていますが、実家からの更新です。
今年一年を振り返ると、複数の現場が進行してなかなか忙しい一年でしたが、皆様のおかげを持ちまして無事に竣工にこぎつけることが出来ました。
来年も新しいプロジェクトの設計や竣工に向けて引き続きがんばってゆきたいと思いますので、皆様のお引き立ての程、よろしくお願い申し上げます。
写真は今年の晩秋に搭乗した飛行機の主翼と空の風景です。
航空機は建築ではないのですが、そのスッキリとした形状や可動機構の精度の高さにいつもほれぼれとしてしまいます。
私事ではありますが、急逝した高校時代の友人の葬儀から帰る途上の機中で撮影したものです。
研究者であった彼は道半ばにして逝ってしまったのですが、自分の中ではまだ何処かに彼が漂っているような気持ちがします。
「風立ちぬ」のラストシーンを観たせいかもしれませんが、、、機中から空を眺めているとそんな気がしました。空と翼の光景というのはどこかそんな感慨を引き起こす雄大さを持ちえている感じがします。
翻って、社会という大空の中を自分という飛行機は今後どこを目指してゆくのか、目的地の無い旅を続けているだけかもしれませんが、分野と違えど彼の目指した志の高みにまで到達すべく頑張れたら、と思い今年のブログを締めくくる写真として載せてみました。
ちょっと感傷的ではありますが、今年は公私にわたって節目となる一年ではありました。
今年一年お世話になりました皆様に改めて感謝を申し上げますとともに、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。