恵比寿リノベの現場レビューの続きです。
配管、配線と床、壁、天井の間仕切りが完了すると、仕上げと造作家具の取り付けの段階になります。
リビングに造作家具の筐体が入ったところ。塗装前の間仕切りフレームの中に収まっています。
洗面台と鏡付き収納を取り付けたところ。
鏡は既存の窓のサイズに合わせています。
こちらの部屋はクロス貼りが完了しています。
パターン柄のクロスを使用していますが、パターンのズレも無くキレイに貼られています。
こちらはキッチンのモザイクタイル。
既存の白い人工大理石の窓台と組合せています。
ここまでくると各部をひたすら仕上げてゆく、、、という感じになりますが、リノベーションの場合は、既存部分とデザインや納まりを上手く調整してゆく必要があります。
今回のリノベーションでは既存部分も残すところがけっこうあったので、その部分とのバランスを上手くつけられるかがひとつのポイントになります。
基本的には事前の現地確認で既存部分の状態を確認しておきますが、現場に入ってから調整するケースも結構あります。
今回の場合は更新する予定の無かった巾木や扉の補修が追加工事になりました。
やはり、新しい部材と古い部材が混在すると、これまで気づかなった古い部材の老朽化が気になってくることがよくあります。
現場監理ではそういう点も確認しつつ、お施主様とも現場で相談しながら進めてゆくのが業務のひとつになります。
この段階で工事の出来高としては8割くらいの感じで、あと少しで竣工になりますが、なるだけ間を置かずに、、、引き続き現場のご紹介をしてゆきたいと思います。