ブログ上での時系列が乱れていますが、府中の住宅の工事のレビューです。
構造系の工事が終わって配線・配管、断熱工事が完了すると、仕上げに向けての工事が始まります。
今回、外装は塗装吹付けが多いのですが、防火上モルタルを全体的に左官仕上げしています。
中庭側の外装のモルタル工事が完了したところ。
モルタル仕上げは左官の手の痕跡と微妙なムラが味があって、商業施設でも割と人気だったりしますが、そのままだと汚れと耐久性にやや難があるので、吹付け塗装と化粧木材で仕上げています。
内装側でも石膏ボードが張られてくると、仕上げの様子がだいぶわかってきます。
こちらは階段室部分の天井。左に24時間換気用のダクトが2本見えています。
住宅の換気用のダクトは、こういうソフトな素材で出来ていて、ビニルホースのように取り回しが自由にきくようになっています。
メーカーによっては金属のソリッドなダクトでやるところもあるようですが、コスト等を考慮するとこれで良いかなとも思います。
この段階に入ってくると、完成時の状態がだんだん見えてきて、現場に行った時のワクワク感が高まる(笑、、、感じです。
とはいえ、多くの部分は仕上がってしまうと後から見えなくなってしまうので、この段階に断熱や気密、設備の配線・配管をキチンとチェックしておくことが重要となります。
すでに竣工後ではありますが、、、府中の現場の様子はまた引き続きレビューしたいと思います。