代官山の蔦屋で、東京オリンピックのエンブレムのデザインで知られる美術家・野老朝雄さんの作品展示・販売会が8/31まで開催されています。(こちらのリンク)
いずれの作品も、オリンピックのエンブレム同様にシンプルですが、論理的で幾何学的なルールでつくられています。使っている色彩も藍色が多いので、作品によってはなんだかエンブレムのバリエーションを見ているような気にもなります。
近年は立体作品にも力を入れているそうで、3Dプリンターやレーザープリンターを駆使して写真にあるような複雑な立体を制作しているとのことでした。
野老さんはもともと建築を学ばれていて、時々建築に関連するプロジェクトも手掛けていらっしゃいます。
それもあって、何度かお会いしたことがあるのですが、とても穏やかな職人気質な方です。
今回も、オープニングに際して会場にいらっしゃったので、少しお話を伺うことが出来ました。(ちょっと自慢です・・・。)
ここ数日はオリンピックのエンブレムを見かけない日は無い、、、くらいですが、見かけるたびにシンプルで良いデザインだなあと思ってしまいます。
今後、活動の幅をさらに拡げてゆかれるのでしょうが、個人的にその活動から目が離せない、尊敬する美術家・デザイナーの一人です。