最近よく見かける照明の仕掛けとして、階段とかの手すりに組み込まれた間接照明があります。
写真はクライン・ダイサム・アーキテクツによる代官山蔦屋書店の中にある階段の手すり照明。
少し大ぶりの木製手すりの裏にLEDテープライトが仕込まれていて、足元廻りをほのかに照らしています。
光源が直接見えないので、柔らかい雰囲気になるのと、足元が明るくなるので安全性も高まってバリアフリー上も有効という、演出性と機能性を兼ね備えた、優れたデザインだなあと思います。
実は、現在設計中の住宅の階段にもこうした手すり照明をスペックインしているのですが、コストとのバランスから実現できるかどうか、、、というところです。
住宅の場合は照明の演出をやりすぎると過剰な感じが出たりする場合もあるのですが、様々なバランスを見つつ、良いディテールを集積させてより良い住空間を実現するよう、試行錯誤を繰り返しているところです。
もし実現できたら、ブログにも詳細の写真を掲載したいと思います。