前回からかなり間延びしていますが、、、府中の住宅について工事のレビューです。
前回は内装の石膏ボード張りや外装の木化粧板の施工についてご紹介しました。
石膏ボードをあらかた張り終えると、そこからは仕上げ工事になります。
府中の住宅ではビニルクロスを仕上材としているので、クロス工事が始まります。
2階リビングの様子。グレイの壁面はクロスの施工が部分になります。
ビニルクロスは施工はわりと早く進むので、戸建て住宅くらいの規模だと、だいたい1週間くらいであらかた完了します。
こちらは、小屋裏収納(ロフト)へ上がるための階段。
通常、小屋裏収納(ロフト)へのアクセスはより簡易で床面積にカウントされない「ハシゴ」が多いのですが、今回は面積やスペースに余裕があったので階段にしました。
けっこう急な階段ですが、ハシゴよりは登りやすい、、、感じです。
2階の寝室。こちらの壁面はまだ石膏ボードがあらわしになっている部分もあります。
ボードの白い部分は、パテでしごいた箇所で、ビス穴や継ぎ目を消しています。
こちらは外装の様子。
木の化粧板やルーバー等も入って、あとは雨樋等の金物を入れると外装の完成です。
足場があるので全体の様子はわかりにくいのですが、諸々の付け忘れ、補修忘れ等があると取り返しがつかないので、足場を外すのはギリギリ最後の工程になります。
壁面の仕上げ工事に入るとかなり完成状態に近くなるのですが、床面や器具には養生シートを貼っているので、なかなか全体像は見えそうで見えない状態です。
とはいえ、そうした見えつつある完成状態を想像しながら現場の施工状態を検証するのが、設計監理者の密かな楽しみかもしれません。
この後、クロス等を張った後に照明や空調機器を取り付け、一気に完成状態へと近づいてゆきます。
それらのレビューもあまり間を開けずに、、、こちらのブログに投稿したいと思います。