連休も明けて、正月気分も抜けつつありますが、前回に続き正月ネタです。
日本のお正月といえばおせち料理やお雑煮を思い浮かべるものですが、お雑煮は地域差が非常にあるそうで、時々ニュース記事になっていたりします。
「食べる文化財」お雑煮、地域で具材やだしはなぜ違う? 食文化研究家が解説(畑中三応子) - 個人 - Yahoo!ニュース
この記事を読むと、多種多様なお雑煮が各地で食されていることがわかります。
そして、福岡の実家に帰ると、記事中にあるような典型的な「博多雑煮」が定番となっています。
具材は、ぶり、鶏、かまぼこ、里芋、しいたけ、かつお菜、ごぼう、お餅。出汁はあご出汁ベースです。
このお雑煮がスタンダードだと長年信じて疑わなかったのですが、むしろ地域限定のレシピだと気づいたのは、ごくごく最近のことです。
昨今の日本では、地域差を感じることは少なくなってきていますが、記事に見られるようなお雑煮の多彩さは、顕著に地域差が残っている珍しいケースな気がします。
やはり、郷土料理というのはそれぞれの土地に根ざした食習慣と深く関連しているのでしょうが、こういう地域差があるからある旅をして実体験することは楽しい、のだと思います。
そろそろ正月気分を抜け出さないと、、、と思いつつ、年末年始に撮った写真を見返していらお雑煮の写真が目に留まったのでアップしてみました。