2021/11/07

ピェンロー鍋

 気づけば鍋の美味しい季節になりました。


定番のお鍋もいいものですが、ここ最近はネットで簡単に色々な種類のお鍋のレシピを参照できるので、新なレシピにチャレンジしてみました。


先日つくったのは「ピェンロー鍋」。






しいたけと昆布でだしを取って、白菜、豚バラ肉、鶏肉、春雨を入れてじっくり煮込み、最後にゴマ油をかけていただくお鍋です。


もとは中国由来のお鍋らしいですが、舞台美術家の妹尾河童さんが著書の中で紹介してだんだんと広まったらしいです。


ゴマ油と椎茸のだしが滋味深い味で、また野菜が多いのでヘルシーに食べられます。




実は随分昔、旧職のアトリエ事務所では夕食をスタッフ全員で食べる習慣があり、一度だけこの鍋とおぼしきゴマ油と春雨の入った鍋を皆で食べたことがありました。


その時の鍋がピェンロー鍋であったか定かではありませんが、、、ゴマ油をかけたお鍋というのはそれまで食べたことが無く、ちょっと記憶に残っていました。そして、ネットで見つけたゴマ油と春雨の鍋の写真を見つけて妙になつかしく感じ、ちょっと挑戦してみた次第です。



ふだんの料理というのはどうしてもパターン化してしまうものですが、たまに定番を外すと新しい味やなつかしい味があるものだなあとつくづく思います。




そしてこれはジャンルを問わず言えることかもしれませんが、定番から新しい世界にちょっとチャレンジして知見を広げるのは、人生を豊かにする上でも大事だなあ、、、とも思います。





そんなことをちょっぴり考えつつ、、、ピェンロー鍋に舌鼓を打った味覚の秋の夜でした。