今年の4月から改正省エネ法が施行され、300平米以下の住宅でも省エネ基準に適合しているか、建築主への説明義務制度がスタートしました。
そして、その施行に合わせて東京建築士会のオンライン講習が開催されていたので、先日受講しました。
今回の改正では住宅のような小さな建物では省エネ基準への説明義務が生じるのみなので、実は不適合でも罰則等はありません。
その意味では非常に緩い縛りの改正ではあるのですが、建築士は省エネの適合について検討し、建築主へ説明する必要があります。
ウチの事務所では各プロジェクトごとに省エネ計算をするようにしているのと、現行の省エネ基準より高い省エネ性能(=HEAT20G2レベル同等)を目指した住宅づくりをしているので、実際に業務や設計のスペックに大きな変更は必要無い、、、ということが講習を受けてわかったのですが、建築に関連する法規や基準は日々更新されてゆくので、常に新しい情報を更新する必要があります。
そういう意味ではこうした講習会がオンラインで開催されるのは移動が無いぶん気軽に受講できるので、参加しやすいものです。
参加が気軽なぶん、途中で眠くなったりするのが弊害かもですが・・・(笑。
まあ、常にブラッシュアップが必要なのはどの職能にとっても同じなのかと思いますが、スキルや情報の更新はおこたらないように心がけたいと常々思っています。