ちょっと東博ネタが続きますが、東博の名建築のひとつが谷口吉生設計による「法隆寺宝物館」です。先日の「日本のたてもの展」の帰りに立ち寄りました。
写真は入口へと向かう、水盤のあるアプローチから見た宝物館の眺め。
入口へ向かって軸線がスッとまっすぐ伸びていて、キレイに対称形をつくっています。
ものすごくシンプルで余計なものが無く、それでいて緻密なデザインに背筋が伸びる思いがします。
内部は今回時間が無くて見学しなかったのですが、法隆寺伝来の1000年以上の風雪に耐えた様々な宝物が展示してあり、建築デザインの質の高さもあいまって凄みのある空間が展開されています。
自分にとって、時々訪れて体感したくなる名建築のひとつですが、皆さまもぜひ訪れて気持ちの良い静かな空間を体験していただければと思います。