2020/08/10

代官山:旧山手通り

 本日は「山の日」の祝日ということで、自宅・事務所からほど近い代官山にちょっと散歩に行ってみました。



代官山といえばおなじみの槇文彦先生の名作、「代官山ヒルサイドテラス」。


普段ならインバウンドの観光客を含めて全国津々浦々から集まった人々がオシャレをして闊歩する通りなのですが、ご覧の通りで人影の見当たらない午後のひとときが流れていました。。。



本来は本日がオリンピックの閉会式の日程だったそうです。

コロナ禍にある現実との落差を考えるとなんとも言えない心持ちになりますが、また色んな国の人々であふれる代官山に戻ることを切に願っております。



それにしても、写真に撮った代官山ヒルサイドテラスのF棟は竣工して25年以上経過しているとは思えないくらい、凛々しい佇まいです。

昨年に外装の大掛かりなメンテナンスをやっているのを見かけておりましたが、丁寧な設計と施工、その後のこまめなメンテナンスがあってこその現在の姿なのかなと思います。


オーナーやユーザー、地域の方々に愛されてこそ建築が生きる、、、ものと思いますが、こうした質の高いロングライフを続ける建築こそがサステナビリティに対するひとつの模範解答ではないかと思います。



従来とは異なる盛夏の最中ですが、皆様どうぞご自愛ください。