節電の夏シリーズ、になりますが、先日扇風機を事務所に導入しました。
バルミューダ社のGreenfan。
この夏の扇風機ブームで在庫の無い状態が続いているようですが、5月に注文してなんとか間に合いました。
現行モデルは「Greenfan2」ですが、入荷待ちが7月末だったので、入荷の早い初代Greenfanにしました。
高級デザイン家電、という範疇になるかと思いますが、消費電力が少ない点と柔らかい風が吹く点、部材がしっかりしていて長く使える点などの性能的な長所と、なによりデザイン的な良品の少ない扇風機というジャンルにおいて、シンプルでちゃんと細部まできちんとデザインしている数少ない製品という長所、から一念発起して購入しました。
実際に使ってみると音が静かな点と風が拡散されるように自然に吹いてくる点が良いなと。
事務所の相方は「i mac みたい。」とか言ってましたが、デスクに置いてもそれなりにサマになる感じはします。
あと、お値段もそれなりですが、「さすがに高級家電、吹いてくる風が安物と全く違うのうっ!」という気持ちによる心理的涼感効果、というか催眠効果は絶大、、、な気がします。
自分だけかもしれませんが・・・。
とはいえ、良い製品というのは使ってみるとやはり違いを実感するもので、そういう製品を大事に使い続けるということもサスティナブル社会を実現するためのひとつの選択になりえます。
建築も同じで、初期投資が多少高くとも、長く大事に使われて愛される建物が結局環境に優しいのだと思います。それは性能面もさることながら、感情移入できるような情緒面=デザインのクオリティも大事と考えます。
ちょっと我田引水な話しですが、デザインを生業としている以上、自分達の日常の選択においてもそうしたコンセプトをつらぬき通せたらなあ、と思っています。