2020/04/24

新緑@中目黒

室内にこもりきりになる日々が続くと、たまに外出した時に目にする緑が妙に新鮮に感じられます。



目黒川の桜並木はすっかり新緑に。




東京音大の坂道の並木も緑がこんもりと。
この坂道は旧鎌倉街道という古くからの道なのですが、武蔵野の森の緑の再生ということで四季折々の植栽をふんだんに施しているそうです。




そして、坂道の脇ではツツジが満開です。




気づけば新緑の季節ですが、室内にずっと居るのと意外に気温が上がらないことも相まってか、廻りの環境の変化に疎くなっていた気がします。
なので、ふと目にする外の景色が新鮮に感じられるのかなと思います。

世界各国で大気汚染の数値が改善されているそうですが、東京の空も心なしかいつもより澄んでいる気がします。

世の中が停止したことで色々なダメージも大きい訳ですが、こうした機会にライフスタイルや廻りの環境をじっくりと見直すことも大事かもしれません。


自分自身のことで言えば、都会の中でも自然が身近に感じられる目黒川近傍に住まいと職場があることは幸いなことだと改めて感じています。

今後、働き方やライフスタイルが変化してゆくように思いますが、ひとつの方向性として職住一体や職住近接に合わせた住まいのあり方や街づくりがより進んでゆくのではないか、、、と思います。


中目黒という街は職住混合が程よい塩梅に進んでいる上に自然も身近に感じられて、ある意味で理想的なエリアだと思いますが、そうした徒歩圏で生活可能なライフスタイルは過度な移動をしないという点でエコロジカルでサステナブルな生活の仕方であるとも言えます。


住まいの設計においても、そうしたライフスタイルの変化に適応した住空間を提案できればと思っています。




スーパーに行く道すがら、ふと思ったことを書いてみました。