先日、目黒線の大岡山に行ったのですが、駅のとびらの真上につばめの巣ができていました。
最近、日本全国でつばめは減少しているそうで、そう思えば確かに巣を見かけることも少なくなtっていることに気づきますが、このつばめさん、扉の上にあるアラーム灯の真上、という小さいスペースでありながら絶妙な場所に巣をつくっていました。
駅の改札の真横で人通りの多い場所なので、皆さんけっこう視線を注いだり写真撮ったり、ほんとに注目されている状況になっているのですが、、、そんな下界の状況をお構いなしにひっきりなしにエサを運ぶ親鳥と親をひたすら待つヒナの様子は、たくましくもあり微笑ましい感じもあります。
下の扉を通る人にフンが落ちないよう、ちゃんと受け台をつくってありますが、そういう関係者の方の配慮も心憎いなあと思います。
このツバメの巣のように、人と動物が共生できる環境は思い通りにできるものでも無く、自然の営みは人間の想像力を軽く超えていくものですが、それを可能にする素地を持ちえる環境を準備することは出来るものです。
そういう建築・環境をつくっていければ、と思います。