熊本シリーズが続きますが、写真を連発で。
熊本市美術館。近代建築の巨匠、前川國男の設計で30年くらい前の建築です。
一見地味、、、ですが、色々なトコロに凝っていて、なかなか気持ちいい空間です。
たとえば天井のコンクリートはワッフルスラブといって、格子状の梁を並べることで柱の少ない、大空間を可能にしています。上野の東京文化会館とかも前川國男の設計ですが、前川さんらしい、上質な近代建築です。
写真の一軒家、実は昔住んでいた家です。
時間があったので、昔住んでいた熊本大学の近く、立田山のふもと界隈を歩いたのですが、記憶をたどって歩いていくと、、、まだ残っていました。ビックリです。30年以上前(!)とさして変わっていない外観、、、でした。当時も古いなあ、、、と思ってましたが、よりエイジングが進んでいました。。。まあ、一年間しか住んでいなかったですが、住んでいた界隈は意外に変わっていなくて、割とスムースに記憶をトレースできたのもビックリでした。
で、立田山のふもとには肥後藩主・細川家の菩提寺があった(当時は全然知らなかったですが・・)ので、立ち寄ってみました。代々の藩主のお墓が並んでいましたが、深い竹林に囲まれた場所でなかなかのパワースポットというか、霊気が満ちた場所でした。蚊がいっぱい、、、だったので早々に立ち去りましたが・・・。
熊本は市電の街です。石畳にレールがあって、その上を市電が走っているのはなかなか風情があります。エコでコンパクトで環境負荷が少ない、等メリットが多い市電は近年見直されていますが、そういう点からもいい感じだなと思います。
水前寺公園。キチンと整備されていて、なかなか気持ちいい回遊式庭園です。
小さい頃に何度か来たことがある、ハズなのですが、、、まったく覚えていませんでした・・・。
熊本銘菓と言えばコレ。陣太鼓。お餅の入ったようかん、みたいな感じですが、美味です。
ということで、熊本シリーズ終了ですが、楽しい時間のきっかけをつくってくれた、ミズグチくんご夫妻、ありがとうございました、お幸せにどうぞ。