2018/09/08

内外装工事3

またまた間が空きましたが、、、阿佐ヶ谷の現場のレビューです。

付加断熱や防水シートの工事が終わると外部はいよいよ仕上げ工事にかかります。

今回はマットで渋い質感の黒い鋼板にしました。


足場がかかっているのではっきりと見えない状態なのですが、黒い鋼板が覗いています。




足場の中に入って見上げるともう少し状態がわかります。道路側はスッキリ見えるように5m近くの長さのある大型の板を使いました。前面道路が狭いので、搬入にだいぶ苦労したそうです・・・。
でも、そのおかげでだいぶシャープに見えるかと思います。




一方のインテリアにおいては、鉄骨階段が取り付けられて、ようやく内部空間の上下がつながり、仕上がりの雰囲気が出てきました。


まだ塗装前ですが、手摺も同時に取り付けられて、仕上がりの雰囲気が出てきました。





今回の階段は3層の空間をつなぎつつ光や風を通す重要な役割もあるのですが、デザイン的にもハイライトになる場所なので、シンプルかつシャープになるよう、階段の鉄骨屋さんと何度もやりとりをして寸法を調整しました。おかげさまでキレイな階段になったかと思います。




 上部の窓から光が入る状態がよくわかる写真かと思います。
壁の色が白になるとより光がより効果的になります。





現場はだいぶ前に竣工していますが、、、こちらのブログではもう少し現場の様子をレビューしてゆきたいと思います。




2018/07/19

スパゲッティ

シゴトをしていると外食になることが多いのですが、そんな時に安くて美味しい飲食店は心強い味方になります。


事務所の近所にあるスパゲッティ屋さん「関谷スパゲッティ」もそんなお店のひとつです。




具材たっぷりのナポリタン。




こちらも具材たっぷりの醤油バジリコスパ。




月替りメニューのひとつで食した、ウニクリームパスタ。




麺が生麺でモチモチしていて具材もたっぷりなので、ふつうのイタリアンとはちょっと異なる味わいで一皿で満腹感も十分にあります。
おまけに価格もリーズナブルで、お店はいつもお客さんでいっぱいな人気店です。




それにしても、こうして写真眺めているとまた行きたくなるものです・・・。





2018/07/03

内外装工事2

気づけばもう7月に入り、ブログの投稿もしばらく間が空いてしまいましたが、、、阿佐ヶ谷の住宅の現場レビューの続きです。



内装は、せっこうボードが張り込まれてある程度完成の姿に近づいています。この辺りまでくると高気密高断熱住宅らしい点は表面的にはあまり見えず、通常の内装工事と同じ状態になってきます。




外部では屋根の金属板も葺かれています。今回は壁面の仕上げも金属板ですが、屋根と壁で同じ素材の板を使用しています。そうすることで、全体の一体感が出るようにすることを狙っています。今回使用しているのは黒いマットな質感の金属板で、あまりギラギラせずに落ち着いた表情になります。




中庭側の外壁面の様子。壁面に貼られているのは透湿防水シートです。このシートの面で雨水の浸入を防ぐようにしています。外壁面もこの辺りの工程になると通常の木造住宅の仕様とあまり変わりはありません。

もう少しグレードの高い高気密高断熱住宅ですと、更に断熱層をつくる場合もありますが、そのぶん壁厚が増してしまうので、相対的に土地が狭い都市住宅の場合はなかなか採用が難しい点はあります。





総じて、多くの住宅プロジェクトでは当然予算が限られる為、コストとスペックのバランスを考慮し、予算の配分をどう振り分けするかをプロジェクトごとに十分検討することが大事と思います。








2018/05/09

地鎮祭@九品仏

少し前になりますが、自由が丘の近く、九品仏で二世帯住宅の工事が始まりました。








当初は旧家屋を改修する話しもありましたが、土地の区分を変更することもあり、新しい住宅を新築することになりました。
つい数ヶ月前は築60年以上の古い木造の住宅が建っていましたが、旧家屋を解体して更地の状態で地鎮祭をやることで、古い家や土地の記憶がリセットされて、まっさらに清められた心持ちになる感じがします。



旧家屋も味のある住宅でしたが、旧家屋以上に良い住宅が出来るように、がんばりたいと思います。






2018/05/02

内外装工事

また阿佐ヶ谷の工事現場の話題に戻ります。


断熱材を壁や屋根に仕込んだ後は、更に構造用合板を張ってその上に石膏ボードを張り込んでゆきます。


2階のリビングから中庭側の窓廻りを見たところ。ちょうど構造用合板が壁一面に張り込まれたところです。
木造の3階建てになると法律上、構造計算が必須になるのですが、構造的な強度もより高いものが求められます。構造用合板は筋交いのように水平方向の変形に対して剛性を保つ役割が大きいのですが、この建物では面の凹凸が出るのを避けるため建物全体にまんべんなく張り込んでいます。





2階から3階の吹抜けを見上げたところ。屋根の傾斜面には石膏ボードが張り込まれています。キレイな梁の架構が出来ていたのですが、木造3階建てに求められる耐火性能を確保する為にボードで全体的に覆っています。木造3階建てになると構造だけでなく、耐火においてもより高い性能が求められます。耐火性能を確保する方法はいくつかあるのですが、石膏ボードを張り込む方法はコスト面からすると効果が高い方法のひとつと言えます。ただ、この方法を採用すると木の柱梁を隠さないといけないので、木造の持つ柔らかい質感は活かしづらくなります。方法によっては木の架構をあらわしにすることも出来ますが、相対的に割高なコストになるようです。いずれにしても木造3階建てにおける木という素材の扱い方は一考の余地があるように思われます。





こちらは外壁の様子。ちょっと青みがかった壁面は耐水石膏ボードです。これも耐火性能を確保する為に張っています。内外に所定の厚さの石膏ボードを貼ると所定の耐火性能を有するものとして認められるという訳です。




総じて、都市部に建物を建てる場合には耐震、耐火の性能に関してより高い水準が求められます。それに加えて高気密高断熱化を図る場合には、目に見えない部分に更にコストをかける必要があります。
これらは最終的な見た目では判断できない部分になりますが、建物の基本性能にとって重要な部分になるので、手を抜かずにコストをかけてつくることが大事です。また、こうした性能をきちんと確保することが建物の長寿命化にとって大事になるものと思っています。



本日はGWの中日ですが、みなさま良い休暇をお過ごしください。