2024/08/17

阿佐ヶ谷のメンテナンス

 先日、「阿佐ヶ谷ライト・エコハウス」の定期メンテナンス・チェックに行ってきました。




外観は大きな汚れやヘタリも無く、竣工時からあまり変わっていない様子。



むしろ驚いたのは、道路向かいの隣地民家が取り壊されて更地になっていたこと。

オレンジ色の養生ネットフェンスが張られていますが、更地になるとけっこう広い敷地だったのでちょっとびっくり、、、という感じです。



街並みがドンドン変わってゆくのは東京でよくあることではありますが、見慣れた場所が変わるのを目の当たりにすると一層のオドロキがあります。



当該の更地は面積が広いので、普通に考えるとHMやデベロッパーの手に渡り、4軒くらいの分譲住宅としてミニ開発されるか、アパートorマンションが建つか、、、といった感じになりそうですが、いずれにしても豊かな街の風景に資するような建物が建ってほしいものです。




そして、インテリアや光庭側も大きな劣化は無く、全体的に建物に大きな問題は無さそうでした。


写真に見られるアオダモの木はもともと2階くらいまでの高さでしたが、だいぶ成長しました。



残念ながらブログに載せられるようなインテリアの写真は撮らなかったのですが、インテリアもお施主様の几帳面な性格を反映して、全体的にキレイな状態でした。

そして猛暑日の最中に訪問したのですが、エアコンは控えめ運転で高断熱の効果も実感。




この住宅は満6年になりましたが、外部の木材の経年変化以外は大きな問題は無く、ちょっと安心。




住宅は竣工したときから、住み手の生活に合わせてだんだんと成長してゆくものですが、定期的に伺うことでその変化を実感できるのは、設計者にとっても非常にありがたい貴重な機会、というものです。





メンテナンスも大事な業務のひとつですが、設計したいずれの住宅・建物においても、末長く見守り続けてゆければ、、、と思います。