阿佐ヶ谷の住宅の工事の様子です。
配筋検査につづいて基礎コンクリートを立上りまで打設しています。
建物の平面形状はコの字型なのですが、そのカタチがはっきりわかります。
基礎の立上りから突出しているのはアンカーボルトという、基礎コンクリートと木の土台を緊結する金物です。この部材で基礎と土台がしっかり固定されていないと、耐震性が劣ることになってしまいます。今回はかなり太めのアンカーボルトも部分的に使っていて、かなり丈夫な設計になっています。
また、今回の住宅は、高気密・高断熱住宅として設計しています。
基礎部分の断熱の方法では、基礎の下や外周に断熱材を施す基礎断熱という工法があるのですが、コストやグレードを考慮して今回は採用していません。
そのため、基礎の見た目としては通常の在来木造住宅と変わらない状態です。
今後、現場の進捗に伴って、高気密・高断熱住宅のエコハウス仕様についてもこちらでレビューしたいと思います。