解説抜きで写真を掲載しましたが、各部屋に塗装が入って、LHAらしい多彩な素材とカラフルかつエレガントな空間、、、になってきたかと思います。
前にも書いたように今回はドア枠や巾木を100mmという寸法で統一しているのですが、そうすることでクラシックなテイストと出しながらコンテンポラリーな風情を出すことを狙っています。
三鷹では木と障子の落ち着いた空間をベースにしていますが、こちらの方は色彩の素材の多彩さが相まってよりポップでエレガントなニューヨークスタイルの空間、といえます。
共通しているのはマテリアルの味を引き出しながらシンプルなディテールでつくっていくことでエレガントな空間をつくる、、、という点かと思います。
こうしてブログで写真を並べるとデザインの振り幅が大きい感じもしますが、根っこにある素材とディテールを大切にしながらつくる方法は同じです。
まあ、アメリカ人と日本人のコンピによるLHAならではの振り幅、、、ともいえるかもしれません。
画角の狭い、コンパクトカメラだと部分的な写真が多くなってしまうのでなかなか良い写真が無いのが悩ましいトコロですが、、、次回は竣工時の写真を掲載したいと思います。