2013/03/03

静嘉堂

郊外の美術館にはあまり行かないものですが、今回は国宝の「曜変天目茶碗」の特別展示ということで静嘉堂文庫美術館に散歩がてら見に行ってきました。



静嘉堂文庫は二子玉川に近いところにある、三菱の岩崎家のコレクションを展示している美術館です。






こちらは文献資料が納められている収蔵庫ですが、風情のある建物です。



こちらは納骨堂。明治期に活躍した英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計で小さいながらも静かなロケーションもあいまって威厳のある空間になっています。



敷地は世田谷の小高い丘の上にあって、東京には稀な緑豊かなリッチな空間になっています。



肝心の「曜変天目茶碗」ですが、撮影は出来ないのでこちらに載せることは出来ないのですが、光り輝く奇妙な文様が茶碗の中いっぱいに拡がっていて、ちょっと妖しいまでの凄味を感じさせる器でした。




興味のある方は画像を検索されると良いかと思いますが、実物を見ると小さな器のより不思議な魅力がわかる気がします。





休日の散歩のひとコマでした。