静嘉堂文庫は二子玉川に近いところにある、三菱の岩崎家のコレクションを展示している美術館です。
こちらは文献資料が納められている収蔵庫ですが、風情のある建物です。
こちらは納骨堂。明治期に活躍した英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計で小さいながらも静かなロケーションもあいまって威厳のある空間になっています。
敷地は世田谷の小高い丘の上にあって、東京には稀な緑豊かなリッチな空間になっています。
肝心の「曜変天目茶碗」ですが、撮影は出来ないのでこちらに載せることは出来ないのですが、光り輝く奇妙な文様が茶碗の中いっぱいに拡がっていて、ちょっと妖しいまでの凄味を感じさせる器でした。
興味のある方は画像を検索されると良いかと思いますが、実物を見ると小さな器のより不思議な魅力がわかる気がします。
休日の散歩のひとコマでした。