あけましておめでとうございます。
2012年、一発目の更新です。
年末は「師走」、、で更新が滞りがちでしたが、今年も日々の話題や建築のトピックをお伝えできればと思っております。
年初恒例、、、になっていますが、地元である博多の、箱崎宮の光景。
海=博多湾からお宮まで、300m余りでしょうか、参道が真っすぐに貫いています。
数十年にわたる開発の結果、周りが工業化されてしまい、ほとんど浜辺ともいえなくなっていますが、、、それでも自然=海洋に対する畏怖の念から信仰が発生し、その結果の一端としてお社が出来たことをうかがい知ることが出来る気がします。千年、二千年も前の話しなのでしょうが。
こうして宗教的なしつらえが整えられることで、良い時も悪い時も、ヒトが自然と共に生きることを思い起こさせてくれます。
東京のような都会に住まうとそんな当たり前のことを忘れがちになってしまいますが、こうして当たり前のことを確認する作業は必要なのかもしれません。
昨年は特にそんなことを深く考えた年でもありました。
今年はそのことを改めて胸の内に刻みながら、日々の設計活動に精進していくことになろうかと思います。
皆さま、どうぞ今年もよろしくお願い致します。