ちょっと間があきましたが、シルバーウィーク前半は友人の結婚式で熊本に行ってきました。
式と披露宴のあったホテルにわざわざお部屋をとっていただいたのですが、写真はホテルの部屋から見た熊本城。
高台にすっくとそびえ建つ天守閣、かなり萌えます。。。
滞在中、幸運なことに藤崎宮例大祭の期間中でお祭りを見物することができました。
実は幼少期に熊本に住んでいたことがあり、その当時見た記憶があったのですが、30数年ぶり(!)にお祭りを再び見ることが出来、懐かしいと同時にこんな祭りだったんだ、、、と改めて感じ入るものがありました。
祭りの日には朝から飾り馬の奉納行列がドラとラッパ、太鼓のリズミカルな音と「ドーカイ、ドーカイ」の掛け声と共に、街中を練り歩きます。
朝はその賑やかな音色で目が覚めました。そのくらい街中がお祭り一色になります。
飾り馬とその後の行列。
馬を先頭に勢子が練り歩くのですが、参加団体が60組以上あって、行列が2,3時間途切れることなく続きます。で、団体は地域単位とか学校、会社といった母体になっている団体があって、それぞれの母体の出自によって微妙に個性が違ったりします。
その個性の差がまた面白い訳です。
飾り馬の後から音を鳴らす楽隊の一団。
そして、そのあとに続く「森ガール」ならぬ「盛りガール」、の集団。
皆さん髪の毛盛って、アゲてます。。。
ウィキの解説とかを読むとわかりますが、昔はもっと荒っぽい、危険な雰囲気すら漂う、九州らしく武骨な「肥後もっこす」のお祭り、という感じでした。当時に比べると、今はより穏やかになった気がします。
まあ、時代の趨勢なのでしょうが、なんだかんだで老若男女の皆さんが参加なさっていて、全体にピースフルな雰囲気が漂っているのはいいなあ、と。
こういう皆が楽しめる祭りがあって、活気がある都市というのは、見ているこちらも元気になります。
色々見て回ったので、また熊本について書きたいと思います。