まだまだ予断を許さない、混乱した状況が続いていますが、計画停電や生活物資の不足といった首都圏で直面している状況は、ポジティブにとらえるとエコ社会にシフトする為の良い契機となるかもしれません。
今日の夜の街中は照明がだいぶ落ちて暗くなっていましたが、本当に必要な、機能的な部分が失われている訳ではなかったので、今後、無駄な部分をそぎ落とすことは可能かなと思いました。
自分達の生活についても照明や空調のムダな部分をそぎ落とすことは出来るかもしれません。
一般家庭の世帯あたりの電力消費量は80年代初頭の1.5倍程度で推移しているようですが、いつの間にやら使用する量が多くなっている感はあります。
そういう意味で生活の在り方を全体的にとらえなおすには良い機会と思います。
あとは余震への対策も引き続き必要となってくる訳ですが、先回書いたように背の高い書棚とかはかなり危険度が高いといえます。
突っ張り棒等々の防護金具をつけることも有効な手段ですが、棚の上部に軽い書籍や小物、下部に重い大型書籍等を配することも、ある程度ですが、簡単で有効な手段と思います。ジムショの書棚に大きな散乱が無かったのはそういう配列になっていたからでないかと。
背の高い家具は置かなかったり、造りつけの家具とするのがもっと有効と思いますが、日本の住宅事情を考慮するとなかなか困難なトコロもあります。
地震とか自然災害はリスクを完全に取り除くことはできないでしょうが、リスクを減らすことは身の廻りの小さなことでも出来ることはあると思います。
いずれにしても普通に生活できる我々が今出来ることを色々考えて行動することが大事と思います。
最後に亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆様方にお見舞い申し上げます。