映画を観に行ったあとの道すがら、ふと見上げたビルの風景。
渋谷ロフトのビルの一角ですが、よく見ると、鳩のたまり場になってます。
なんだか抽象的な絵画のようにも見えますが、この何気ないビルの一角が、鳩にとって都会のオアシスのような場所なのかもしれません。
最近は鳩が止まりそうなトコロに防護ネットやガードが設置してあるケースが多く、鳥類にとっても住みづらい世の中になっている気もしますが、彼らなりに、大都会の中に心地よい場所を見つけながら暮らしているのかもしれません。
人間においても、自分がフィットする場所や環境を見つけるのは大変なことですが、そういう場所がいくつかあると気持ちの上で豊かな生活を送ることが出来るのかと思います。
設計というシゴトはそういう場所をつくるシゴトですが、その場を使う人にとって、止まり木になるような場所を少しでもつくることが出来れば、、、と常々思っています。
まあ、単に風景が面白くて撮っただけの写真ですが(笑、、、改めて写真を眺めてみて、ふとそんなことを思いました。