表題のとおり、雑誌「建築知識」4月号に「みどりのK邸」が事例の中のひとつとして紹介されました。(リンクはこちら)
「建築知識」は設計者を主な対象にして詳細や技術的なトピックをメインに特集して記事にしている雑誌ですが、住宅に興味のある方が見られても特集の内容によっては面白いかもしれません。
特に今回は、「センスを磨く!高さ寸法のルール150」ということで高さに関する色んなアイディアや工夫がされた事例が紹介されていて、難しい知識なしに読んでも楽しいものになっています。
「みどりのK邸」はスキップフロアという半階づつあがっていくという形式で、「高さ」に関する工夫がされている住宅になるかと思いますが、ホームページを見て出版社さんから事例提供のご依頼をいただきました。
一般の書店でも理工系や住宅系の雑誌コーナーに置かれていたりしますので、お手にとってご一読いただければ幸いです。
2014/03/24
2014/03/11
3年目
早いもので震災から3年経ちました。
結局、個人的にこれといった支援活動などできないまま月日が流れている訳ですが、せめてこの日ぐらいは復興支援、、、、ということで「ほぼ日」でも知られる「金のさんま」を購入してみました。
まだ食べていませんが美味しそうです。
やはり美味しい食べ物を暖かい家で安心して食べられる日常を過ごせることのありがたさ、を今更ながらかみしめている次第です。
建築に関していえば、穏やかな心持ちでこうした日常を過ごせるような住空間をつくることが大事と思っています。
3.11の様々な教訓を胸にとどめつつ、設計活動をこれからも行ってゆければと思います。
2014/03/10
池尻リノベーション4
気がつけば3月になっています。早いものです・・・。
すごく間が空きましたが、池尻リノベーションの続きです。
完成時の写真のレビューです。
リビング。
石貼りが存在感があります。既存の床面の色味がやや強かったのでそれといかに合わせるかが課題になったのですが、結果として調和できたかと思います。
玄関。ガラスモザイクタイルを正面に貼って、フォーマルな感じを出しました。
寝室。この部屋のみ濃いダークブラウンにしましたが、寝室として落ち着いた色味になりました。
キッチン。背面側は大工さんの手による造作家具。
既存の床や既製品のキッチンと合せて全体の色味を調和させています。
ということで主だった部屋の竣工時の写真でした。
改修としては水廻りの更新や壁床の仕上更新というシンプルなものでしたが、よりエレガントなものに出来たかと思います。
築15年未満程度の住戸であれば、間取りの不具合が無ければこうした部分改修でも十分ですし、既存の良い部分を残しながら更新することでより良い住空間が出来上がります。
特に水廻りは10年くらい経つとだいぶ傷んだりスペックが古くなるので、水廻り+仕上の部分改修はリノベーション/リフォームというジャンルの中でも一般的にポピュラーで色々な可能性があると思います。
こうした部分改修は工務店やリフォーム会社等々、色々な選択肢がありますが、我々のような設計事務所が手掛ける場合は、やはり意匠的な部分で特色を出せるのと全体のプロセスが丁寧になる点でメリットがあります。
ご興味のある方はご一報ください。(宣伝っぽいですが・・・)
ということで池尻リノベーションのレビューでした。
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