本日は3.11、震災から1周年でした。
市井の建築家として何ができるのか、考え続けた一年はあっという間に過ぎました。
その答えは明確に出ていないのですが、一個人として出来ることは被災した人や場所を想いつづけること、そしてささやかな日常の大切さをかみしめながら日々を過ごしていくことかもしれません。
そして、そうしたささやかな日常を支えるような空間づくりをものづくりの人間として続けて行ければと思います。
写真は昨年10月に訪ねた、宮城県沿岸の被災地の写真。
地上の荒廃した風景とは対照的に、美しい東北の広々とした空が拡がっています。
具体的に何ができるとも言えないのですが、これからも寄り添うような気持ちを持ち続けてゆきたい、と考えています。