2010/05/10

地震

日曜の昼間に地震がありました。

震度3くらいだったらしいですが、タテ揺れでドン、ときておしまい、みたいな感じでした。
ちょうど家で昼ごはんをつくっていたのですが、外の駐車場かなにかで事故でもあったのかなあ、とか思っていたら地震だったと。

ウチの家はコンクリート造の古いマンションなので、現行の耐震基準を満たしているかどうか怪しい、、、ですが、室内に太い柱梁がドカドカと入っているので意外に丈夫かも、と思ったりしてます。

構造設計者のヒトに聞いたところでは構造強度の計算をする際に計算に入れていない要素(たとえば間仕切壁とか)というのはけっこういっぱいあるので、計算を満たしていなくても倒壊するかどうかは簡単に判断できない側面もある、ということらしいです。
要は構造計算というのはある程度単純にモデル化したものをもとに計算しているので、実際の建物のより複雑な要素を含め合わせると現実に起きていることはもっと複雑でモデルのように行かない可能性も大いにある、ということみたいです。

そんな話も聞いていたので、ウチのマンションは大丈夫だろう、と余計に思っている訳です。


で、家の中を見ると特に家の中の家具調度品の類いが倒れていることもなかったので、外出しようとしたのですが、建てつけが悪くていつも開け閉めに苦労する玄関の扉がスムースに軽くなっている・・・!。

つまりタテ揺れのドン!、で建具の歪みが矯正されてより正常に動くようになったらしいのです。。。

大地震で建具が歪んで扉が開かなくなった、という話はよく聞きますが、逆のパターンもあるんですね。

ちょっとラッキー♪、とか思ってしまった日曜昼下がりの地震、でした。

ま、大地震は怖いですが。。。