2020/09/04

深川めし

 エリアソン展の続きの話になりますが、東京都現代美術館の最寄り駅の清澄白河駅界隈は江戸時代の漁師町の名残で深川めしが名物になっていて、伝統的な深川めし、深川丼のお店がいくつかあります。


ちょうど駅に着いたのがお昼どきだったので、深川めしのお店に初トライしてみました。





アサリたっぷりの深川めし。


きざみのりや生卵2個に加え、ネギやたっぷりのごはんが汁の中に埋蔵されていて、ボリュームだっぷりの丼物です。


アサリは見た目以上にたっぷり入っていて、なんだか半年分くらいのアサリを一気に食べた(笑、、、気分でした。


そのくらい食材を存分に使ったご飯で、アサリの入った出汁も滋味深く、寒い時期だったら体が暖まるご飯だなあと思いました。




思えば、現代美術館が出来たのは25年くらい前で、それから年一回くらいは通っている場所なのですが、一度も深川めしをご当地で食べたことが無かったので、今回ようやく念願かなった、、、という感じです。


まあ、日曜お休みのお店もあるので、なかなかタイミングが合わなかっただけかなと思いますが、清澄白河はどんどんオシャレなお店が増えていて美術館詣でのついでの街歩きがより楽しみになったエリアです。



そして、25年の変化を明確に実感できるエリアのひとつ、かもしれません。



時が経つのは早いなあ、、、と思います。



2020/08/28

オラファー・エリアソン展

 先日、東京都現代美術館に「オラファー・エリアソン展」に行ってきました。

オラファー・エリアソンはデンマーク出身のアーティストでエコロジーやサステナビリティの視点を踏まえたアートを数多く手掛けています。

近年は建築プロジェクトも発表していて、その活動が大変注目されているアーティストです。


作品の多くは自然現象を視覚化した体験型のもので、単純に楽しいものです。

展示室のほとんどは撮影可能で、多くの人が携帯カメラ片手に撮影していました。


ガラスの回転する多面体。ソーラーパネルが電源で光ってゆっくり回転しています。
壁、天井、床に光を反射していますが、単純に美しいものです。






こちらは色味の異なる光が投影された部屋で、中に入って動いてゆくと色の異なる影絵がどんどん出来てゆく、観客参加型のアート。自分の影が作品になるので、皆さんこぞって撮影していました。





こちらは照明が投影された水盤に生じた波紋が反射光となって上部のスクリーンに映る、という作品。





こちらの塊は海岸に流れ着いた氷河のカケラを3Dスキャンしたもの。ヨーロッパでは氷河の氷解が年々早まっていることが体感できるようですが、気候変動の記録と危機意識を喚起するアートです。




こちらは霧に光を当ててゆらぎのある虹を発生させる作品。エリアソンの代表作です。

仕掛けは非常に単純ですが、そこをアートとして作品化するというのが新しい試みだったのだと思います。




こんな感じで主な展示作品をざっとご紹介、です。

難しいテーマやコンセプトはさておき、単純に楽しい、という点は大事かもしれません。この展覧会でも皆さん写真をこぞって撮っていましたが、おそらくインスタ映え、的なことで話題になっているのかと思います。


やはり、エコロジーの取り組みには科学的なアプローチと同時にアートやデザインの視点が融合することでより説得力のある表現になるなあと思いました。


まあ、一般的に現代美術は難解と言われますが、エンターテインメント性も大事だと改めて思いました。特に近年は撮影OKな展覧会が増え、SNSで拡散されることで思わぬ人気を呼ぶケースが増えているようです。



今回のエリアソンの展覧会はそういうケースのひとつと言えますが、百聞は一見にしかず、ということでオススメの展覧会です。

会期は9月27日までで、まだ余裕があります。












2020/08/21

インタビュー記事の掲載

 既に事務所のウエブサイトでは告知していますが、住宅情報サイト「コノイエ」さんで林のインタビュー記事が掲載されています。(リンクはこちらをクリック


一般の方向けにわかりやすく設計に対する考え方を伝えるような内容になっています。


作品にフォーカスしたサイトはいっぱいありますが、設計者の人となりにフォーカスした内容は珍しいかと思います。


まあ、こういう記事はちょっと面はゆい感じが個人的にありますが・・・。




ご一読いただけますと幸いです。







2020/08/17

まかないランチ

 昨年に移転した事務所は室内にキッチンとガス台がついていたので、今春にガスコンロを購入しました。


設計事務所で昼ごはんを自前でつくっているところは結構多いのですが、比較的短い時間でお手軽に出来るスパゲティくらいならやれるかな、、、ということで最近まかないランチをつくっています。

まあ、料理はそれほど得意ではないのでレシピ本を片手に学習している最中ですが、個人的にヒットしたのは「ナポリタン」と「サバのトマトソーススパ」でしょうか。



定番のナポリタン。
手づくりだと具だくさんに出来るのが良いですね。





こちらはサバのトマトソーススパ。

サバ缶のサバとトマトソースとの相性が意外に良く、青魚のクセが消えて美味でした。



やはり食は生活と健康の基本なので、バランスの取れた家庭料理が望ましいと思うのですが、日々の業務の中ではなかなか難しいところもあります。

とはいえコロナ禍で全体的にスローダウンしたところで、こうした手作りご飯のランチに取り組んでみるのも良いタイミングであったかなと思います。



ウチの事務所にとっては、これもひとつの「新しい日常」かもしれません。






2020/08/13

猛暑日

 長梅雨の7月から一転して、ここ最近は猛暑日が続いています。





写真のデジタル時計はウチの事務所のものですが、温度が35度以上=猛暑日並みの室温になっています・・・。



昨年移転した新事務所で真夏を過ごすのは今年が初めてですが、やはり南東側に面したマンションの一室で午前中に朝日が十分に当たるのと、古い建物で断熱性能が低い、といった点が高温化する原因のようです。


現在では省エネ規制の法整備が進んだこともあり、新しい建物ではペアガラスが標準となっていますが、一昔前は単板ガラスが当たり前なので、そこが断熱上の大きなネックになっている事が多いです。


最近はインナーサッシによる断熱改修も出来るのですが、やはり賃貸ですとそこまでは出来ないもしくはやらないこともあり、冷暖房機器で調整するしかないのが実情ということになります。



そういう意味では古い建物はエネルギー消費が過大になって省エネではないケースが多いのですが、ウチの事務所の場合は冷房の風を人のいる場所に局所的に当てるとか、扇風機で部屋全体の空気を循環させるようにするとか、ラフな薄着で過ごす、冷たい飲み物を飲む、といったどちらというと原始的(笑、な方法で対処しています。


まあ日本の場合、昔ながらの木造建築は夏を旨とすべしという考えから外気に近い室内環境だったので、人間の方で室温調整する手立てを色々と工夫してきた文化風土があり、外気温もそうした工夫のみでしのげる気候風土だった訳ですが、やはり気候変動によるものか、最高気温を各地で更新し猛暑日の日数も増えていて、段々と人間側の工夫のみでは限界がある気候条件に変わりつつあります。


そういう意味で、建物側の環境性能のスペックを上げたりデザイン的な工夫を施さないと立ち行かない、、、という認識でエコに配慮した設計・デザインに取り組んでいる次第です。


それにしてもまずは事務所の室内環境を改善しないといけない訳ですが、、、まずは原始的な手段(笑、を用いて対処している次第です。


まあ、猛暑から極寒まで、人間側の環境に対する適応能力もけっこう高いと思いますが、やせ我慢が命の危険につながるという気候条件に変わりつつあることは十分に注意する必要があると思います。



危険な暑さがしばらく続きそうですが、皆さまご自愛ください。