2020/11/28

府中の住宅プロジェクト、スタート

 ブログでは久々のプロジェクトのレビューになりますが、府中で住宅のプロジェクトがスタートしました!


ホームページでご覧いただいた「奥沢のコートハウス」を気に入っていただき、KHアーキテクツに設計をご依頼いただきました。




写真は初期スタディ案の模型。

奥沢の住宅と同様に、エコ仕様で中庭を中心に住空間が緩やかにつながる、シンプル+エコなコートハウスになりそうです。



設計はまだまだ始まったばかりで、これからが本番です。

デザインや現場のプロセスは折々にこちらのブログでもレビューできればと思います。




Y様とご家族の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!





2020/11/24

渋谷の夕景

 先日、渋谷のスクランブルスクエアの商業施設に立ち寄った際、商品ディスプレイの間から渋谷から新宿方面の眺めが一望できました。



真ん中に山手線、左側にハチ公交差点、右側に宮下公園、奥に新宿の高層ビル群が見えます。




こうして新しく出来た高層ビルの高いところから一望するとちょっと新鮮に感じます。

このスクランブルスクエアの屋上には展望デッキもありますが、おそらくそこから見渡す渋谷、東京の風景はより気持ちのいいものだろうなと思います。




実は高所恐怖症ぎみですが、、、安全な場所にある高いところから眺める風景はけっこう好きです(笑。






最近は高層ビルが珍しい建物ではなくなっていますが、ビルの建つロケーションによって見える眺めが違うので、それぞれのビルからビューを望むのも一興かなと思います。










2020/11/17

イタリア視察:フィレンツェ4

 すでに一年以上経ってしまいましたが、、、イタリア視察の続きです。


今回はダビデ像で有名なアカデミア美術館についてです。


アカデミア美術館は、ミケランジェロ作のダビデ像が展示されていることで有名な美術館です。

行った当時はご多分に漏れず観光客でごった返していました。。。



天窓のあるドームの真下に屹立しているダビデ像。

光の美しい、劇的な演出です。






像の高さは約5メートルだそうです。

人と対比すると大きさがよくわかります。

ミケランジェロの彫刻作品としては最大クラスかと思いますが、ミケランジェロは筋肉質で力強い男性の像のクリエイションに関して右に出るものがいない、、、という感じもします。500年前の作品になりますが、その普遍的な美の力は現代の我々に十分感じることが出来るかと思います。




そして、このダビデ像以外にもミケランジェロ作による未完成の像があります。





「奴隷像」として知られるこれらの彫刻も有名な作品です。

未完成ながら、石の中でもがくように体をねじらせている像はもしかすると完成品よりも迫力のある、独特の魅力があります。





たしか、中学か高校時代の美術の教科書に載っていて、未完成の作品の中にも「美」がある、というような趣旨の解説だった気がします。

未完成の美、というのがちょっと学生時代の自分にとってすごく印象的でしたが、異なる目線から物事を観るとまた新しい視点があり、様々な視点の中に複合的にものの見方がある、ということを示唆してくれたようにも思います。



まあ、難しいことを考えずに現地に行ってアートを体感するのが一番良い訳ですが、改めてこれらの写真を見てみると、制約無しに再訪できる日がいつ訪れるかなあ、、、思わずにはいられません。



まだまだコロナ禍の厳しい昨今ですが、制約なく自由に往来できる日々が近々に訪れることを願うばかりです。





2020/10/29

栗きんとん

 秋の夜長に栗きんとんをいただきました。




中津川の松月堂さんという和菓子屋さんの栗きんとん。

栗と砂糖しか使っていない、昔ながらの製法ということで、シンプルながらも滋味深い味わいのお菓子でした。



今年は夏から秋への移り変わりが唐突にやってきましたが、寒暖差が急だとなんとなく四季の情緒も感じられず、残念な感じもします。




とはいえ、こういう季節ものの食べ物をいただくと、四季をより実感できる、、、気がします。


やはり四季折々に旬の美味しい食材をいただくのが健康にも良いのだろうと思います。


どうもごちそうさまでした。





2020/10/20

葛西臨海水族園

 久々に葛西臨海水族園に行ってきました。

葛西臨海水族園の建物は改築の話が進んでおり、谷口吉生さん設計の建築が存亡の危機にさらされています。

今回は谷口研究所でこの建物を担当されていた矢板久明さん、村松基安さんという実力派のベテラン建築家お二人に直々に案内していただけるという貴重なツアーにたまたま参加することが出来、内部を見学してきました。



平日の雨天だったので、人がいない状態でガラスのドームが撮れました。いつも人がワンサカいて、建築をベストアングルで撮れない、、、というのがささやかな悩みだったので(笑、今回ラッキーな雨、、、と思ってしまいました。
このガラスのドームは鉄骨とガラスの組み合わせがとてもシンプルかつ繊細で、30年経った今も色褪せない魅力があります。




こちらも定番のマグロの回遊水槽。
目の前で泳ぎ回る大きなマグロはいつ見ても迫力があります。




こちらはメンテナンス用のキャットウォークからの眺め。水槽の上からのぞくことも出来、水族館の裏側の設備が垣間見えます。



ちょっと劣化している部分はあるものの、展示施設としてはまだまだ十分に魅力的なケンチクだと改めて思いました。

しかし、東京都は設備の劣化やバリアフリーの不備を理由に改築や建物そのものを取り壊すか、水族館でない用途への改築を検討しているそうです。

現役で十分通用する上に、将来的には他の谷口建築と合わせて世界遺産にもなりえるほどのクオリティのある建築であると思っていますが、経済的・商業的な論理が優先される状況が解体が取りざたされる背景にあるようです。

とはいえ、こうした建築の価値を正確に評価して、その価値を発信してゆくことが文化・
観光資源としてもより有効ですし、持続的な社会の実現、という観点からも効果的ではないかと思います。



現況では取り壊しという最悪のケースは避けられそう、、、というニュースもありますが、まだまだ現役の名建築を活用し、維持してゆくことの重要性をキチンと伝えることがより必要なのではないかと、強く考えさせられた機会でした。




今後、事の行く末を見守る状況が続きそうですが、微力ながら何か貢献できればなあと思った次第です。