2017/10/19

基礎コンクリート

阿佐ヶ谷の住宅の工事の様子です。


配筋検査につづいて基礎コンクリートを立上りまで打設しています。





建物の平面形状はコの字型なのですが、そのカタチがはっきりわかります。
基礎の立上りから突出しているのはアンカーボルトという、基礎コンクリートと木の土台を緊結する金物です。この部材で基礎と土台がしっかり固定されていないと、耐震性が劣ることになってしまいます。今回はかなり太めのアンカーボルトも部分的に使っていて、かなり丈夫な設計になっています。

また、今回の住宅は、高気密・高断熱住宅として設計しています。
基礎部分の断熱の方法では、基礎の下や外周に断熱材を施す基礎断熱という工法があるのですが、コストやグレードを考慮して今回は採用していません。
そのため、基礎の見た目としては通常の在来木造住宅と変わらない状態です。



今後、現場の進捗に伴って、高気密・高断熱住宅のエコハウス仕様についてもこちらでレビューしたいと思います。





2017/10/02

阿佐ヶ谷:配筋検査

ちょっと前になりましたが、阿佐ヶ谷の現場で配筋検査を行いました。




鉄筋が整然と並んでいる様は絵的に見映えがするものですが、家本体の構造的な強度に大きく関わるので、大変重要な要素です。

結局、上モノがどれだけ耐震性を有するよう頑丈につくられていたとしても、基礎が脆弱だと意味がないのですが、その辺を広告で強調するハウスメーカーさんは少ないように見受けられます。

縁の下の力持ち、とはよくいったものですが、目立たない部分、出来た後に見えない部分もしっかり出来ていることがロング・ライフの建物の第一歩になるかと思います。



現場は上棟に向けて準備が進んでいますが、また進捗に合わせてレビューします。