連投になりますが、目黒川のサクラ並木についてです。
夜のサクラ並木。
今年は提灯やライトアップが無いので、例年に較べて地味な感じもしますが、サクラそのもののピンク色で暗がりがほんのり明るくなっているのも風情があるものです。
写真を見るととても静かな風景に見えますが、実際には酔客でワイワイ、、、といった感じで賑やかさが戻ってきています。
まあ、そういうお花見がやっぱり普通の光景でしょうが、久々に見る花見のすごい人混みに若干おののきつつ(笑、、、密を避けてサクラを楽しんでいるところです。
連投になりますが、目黒川のサクラ並木についてです。
夜のサクラ並木。
今年は提灯やライトアップが無いので、例年に較べて地味な感じもしますが、サクラそのもののピンク色で暗がりがほんのり明るくなっているのも風情があるものです。
写真を見るととても静かな風景に見えますが、実際には酔客でワイワイ、、、といった感じで賑やかさが戻ってきています。
まあ、そういうお花見がやっぱり普通の光景でしょうが、久々に見る花見のすごい人混みに若干おののきつつ(笑、、、密を避けてサクラを楽しんでいるところです。
サクラが開花して1週間ほど経っていますが、目黒川のサクラはほぼ満開に近い感じです。
毎年のことながら、見事な景色だなあと毎回感嘆してしまいます。
今年の中目黒は例年川沿いに設置される提灯が中止されて、2年連続でちょっと地味なお花見シーズンになっています。
とはいえ、人出はコロナ前に近いくらいに増えていて、賑やかなお花見シーズンになっています。
個人的には、自宅とジムショの通勤の道すがら、例年通りの春の訪れを静かに楽しみたいと思います。
ブログ上での時系列が乱れていますが、府中の住宅の工事のレビューです。
構造系の工事が終わって配線・配管、断熱工事が完了すると、仕上げに向けての工事が始まります。
今回、外装は塗装吹付けが多いのですが、防火上モルタルを全体的に左官仕上げしています。
中庭側の外装のモルタル工事が完了したところ。
こちらは階段室部分の天井。左に24時間換気用のダクトが2本見えています。
住宅の換気用のダクトは、こういうソフトな素材で出来ていて、ビニルホースのように取り回しが自由にきくようになっています。
メーカーによっては金属のソリッドなダクトでやるところもあるようですが、コスト等を考慮するとこれで良いかなとも思います。
この段階に入ってくると、完成時の状態がだんだん見えてきて、現場に行った時のワクワク感が高まる(笑、、、感じです。
とはいえ、多くの部分は仕上がってしまうと後から見えなくなってしまうので、この段階に断熱や気密、設備の配線・配管をキチンとチェックしておくことが重要となります。
すでに竣工後ではありますが、、、府中の現場の様子はまた引き続きレビューしたいと思います。
毎年恒例、、、という感じですが、今年も中目黒の目黒川沿いサクラ並木の様子です。
東京はまだサクラの開花宣言が出ていませんが、もうチラホラ咲いている木が見受けられます。
部分的ではありますが、咲いています。
もう見慣れた風景ではありますが、やはりちょっとワクワクと、待ち遠しく感じるものです。
これも毎年のことでありますが、、、サクラの様子を今年もブログでちょっぴりレビュー出来ればと思います。
恵比寿のリノベーションは年明けから現場が始まり、少しづつ進んでいます。
今回のリノベーションはあまり間取りは変えずに水廻りを中心にリファインする、という方向性なのですが、温熱環境の改善もひとつの大事な課題となっています。
一般的に、築古の戸建て住宅は断熱性能が現在の標準的な住宅に較べてもかなり劣るので、特に1階は冬季に底冷えします。
今回のリノベーションでは床下の断熱材を更新し、床暖房を導入することで改善するように計画しています。
1階の床仕上げ、下地板を撤去したところ。
幸い、配管等からの漏水もなくドライな状態でした。こちらの家屋は築25年くらいで、地盤面に捨てコンクリートを打ってあるのですが、もう少し古い住宅では地盤面=土壌がそのまま見えている場合があります。
古い社寺建築を見るとよくわかりますが、昔の日本建築では床下=外部という扱いでした。
最近では湿気やメンテナンスへの配慮から写真のように構造体でない捨てコンクリートを打つか、ベタ基礎といって構造的な強度のある床コンクリートを入れることが多いです。
ウチの事務所では通常、ベタ基礎にしています。
こちらは断熱材を入れて床板敷きが完了した部分の写真。
水色の発泡スチロールのようなものが断熱材です。40ミリと50ミリに2枚を入れています。
もともと入っていた断熱材は35ミリでしたので、2.5倍程度の厚みになっています。この位の厚さにしておくと、より断熱効果が高くなり、室内の保温効果が高まる=底冷えしにくくなります。
今回は断熱の増強に加えて、床暖房を採用しました。
床に置いてあるシルバーの板が床暖房ユニットです。
床暖房をする範囲にこのユニットを敷き込んでゆきます。ユニットには温水パイプが入っていて、温水がパイプを循環することで暖かくするシステムになっています。
床暖房は断熱のスペックを上げれば不要なケースもあるのですが、今回の改修では内装すべてを解体するような大規模な断熱改修は行わないので、床暖房を採用しています。
こうした部分は見えない上にコストがそれなりにかかるのですが、地味なりに大事な改修項目になるので、このブログでもご紹介してみました。
本日3・11は言わずもがなで、東日本大震災から11年目になります。
振り返ればあっという間の11年ですが、10年以上の歳月が流れた実感があまり無かったりもします。
とはいえ、個人的な境遇やシゴトの取り組みにおいても多少の変化はありました。
シゴトに関する取り組みに関して言えば、ウチの事務所で掲げている「シンプル+エコ」というコンセプトは、震災をきっかけとした省エネや安全・安心への取り組みをきっかけとして生まれています。
そして、昨今のプロジェクトはそのコンセプトに基づいて設計されているのですが、そうした取組みを重ねて、地道に設計活動を続けていくことが、自分自身の可能な震災に関する社会貢献のひとつの形かなと思っています。
写真は、震災から半年後に訪れた、宮城県塩竈市付近の海岸の様子。
久々に当時の画像をまとめて見返しましたが、尋常でない災害であったことが改めて理解できます。
この10年くらい、100年や1000年に一度と言われるような天災や人災が次々と起こる世の中になっていますが、そんなご時世の中にあって、そこにいると安心ややすらぎを感じるような空間をつくることが出来れば、、、と今年は例年以上に強く思います。
そして世界で起こっている様々な出来事に対して、自身の無力さを感じてしまう日常ではありますが、ささやかながらも設計を通した社会貢献を持続してゆきたい、、、と気持ちを新たにする11年目の早春、です。
ここ最近は外食に行く機会がめっきり減ってしまっていますが、感染対策に配慮しつつ、久々に近所の居酒屋さんに行く機会がありました。
久々に行ってみると、いつも何気なく食していた料理の数々が改めてとても新鮮で、美味しいなあ、、、としみじみ思いました。
お刺身の盛り合わせ。
馬刺し。
あさりの酒蒸し。
熱燗。豪快(笑。
いずれも居酒屋メシとしてはごく当たり前のメニューかと思いますが、一方でなかなかお家では食せない、、、お料理だなあと改めて感じた次第です。
世の中には不穏、不安な空気が漂っていますが、当たり前の日常が尊い、ということを居酒屋メシを通して強く感じました。
まあ、食べて飲んで、酔ってグダグダになっただけですが・・・(笑。
府中の二世帯住宅は先週末に竣工写真撮影、見学会を行い、週明けに無事にお引渡しすることが出来ました。
工事の様子はまたブログにアップしたいと思いますが、お施主様はじめ工事関係の皆さまのご協力のもと、無事に竣工しお引渡し出来ましたことに、感謝したいと思います。
写真は夜景の様子。
中庭とつながっている内部空間の感じがよくわかるかと思います。
完成状態を設計者が堪能できるのは、お引渡し前のわずかな時間であることが多いのですが、人気の少ない中でじっくりと竣工した建物を味わう時間は、設計者にとって充実感や達成感のある、至福の時間、、、といえるかもしれません。
ここからは、また住宅にとっての新たな時間が始まる訳ですが、末永く愛されるサステナブルな住宅となってほしい、、、と思います。