2013/07/26

立石

先日、フォトグラファーの黒住さんに立石界隈を案内していただきました。

ひらたく言うと「はしご酒」ツアー、、、ですが・・・。











立石は京成線のスカイツリー近くで葛飾区役所のある立地ですが、駅前のアーケードや路地を廻るともう昭和ワールド。



しかも1000円出せば十分に飲んで食べられるという、、、時間と同時に物価も止まった世界。



周回遅れで先頭を行く、、、ようなクールな世界ですが、再開発の計画もあるそうです。

下町エリアは新旧混在するギャップが山手エリアにはなかなか見られない街の魅力な訳ですが、こういう良さを活かした街づくりをぜひ進めてほしいなと思います。





2013/07/18

マンションリノベ3

都内のマンションリノベは仕上工事に入ってきています。




現場に塗装仕上のサンプルを壁に塗装してもらってどの色が良いか、確認しているところです。




今回は部屋ごとにテーマカラーを変えて、違う部屋に入るたびに表情が変わっていくような仕掛けにしています。

上の壁面は水色で、右側の薄い方の水色は実は上下で若干濃さを変えています。
(よくよく見るとわかります・・・)


人間の視覚というのは大変優れていて、微妙な変化も敏感にとらえます。加えて塗る面積の広さや光の具合、塗られた素材やツヤの有無によって全く異なる表情になります。
なので、色を決めるというのは慎重に決めないといけないのですが、今回は実際に塗る場所に大きめの面積で試し塗りをしていただいたので、納得できる形で決められたかと思います。







床のフローリングも張り始めています。
今回は寄木で使う細身で小ぶりのタイプのフローリングを使っています。

写真は廊下のアップですがリビングでは寄木張りにする予定です。



こちらも竣工に向かって追い込みが始まっているところですが、完成が楽しみです。


2013/07/15

三鷹リノベ7

三鷹の現場はだいぶ仕上がりが見えた状態です。















実は、既にお引き渡しが終わっているのでタイムラグが結構あるのですが、、、現場のレビューということで時差を含みつつこちらにまとめて載せています。



インテリアは柱や梁の古材を活かして木の風合いのある空間にしています。
1階の壁紙は和紙クロスという、ほんとの和紙をクロスにした素材を使用しているのですが、ほんのり柔らかみのある質感が出てきたかと思います。
基本的に昔ながらの尺寸のモデュール=寸法体系に合わせているので、グリッドの規則的なリズムに乗った端正な感じの空間になってきた感じです。


エクステリアは空調の室外機置場と日よけを兼ねたパーゴラが取り付けられて、ごく一般的な印象の住宅から少し現代的な趣きの感じられる表情に変わりました。



写真はクリーニング前の現場ですが、クリーニングをかけると現場の雑然とした感じから一気に暮らしのできる住まいへと変わります。




次回は竣工後の写真をレビューしたいと思います。







2013/07/10

マンションリノベ2

もう7月も七夕を過ぎてしまいましたが、、、マンションリノベの方も進んでいます。















今回は既存の柱や梁を活かしたフレームをつくることで部屋全体に統一感を持たせるようにしています。




まだまだ木軸の下地が見えている状態ですが、だんだんと各部のエッジのラインがそろいはじめているので、そのデザイン的な意図が見えだしています。




こちらも竣工に向けてペースが上がってきているところです。