2022/05/30

つくば散策

 先日のお蕎麦の投稿は、つくば訪問した際のものでしたが、つくばに行った際の様子を少しレビューしたいと思います。


久々につくばを訪問したのは、つくば市美術館で筑波大のOBであるアーティスト「明和電機」さんの展覧会が開催されており、そのタイミングで友人達と久々に合うことになったためです。


つくばには同窓会や仕事の関係で数年に1回は行くのですが、今回は展覧会に行く前にかなり久しぶりに大学のキャンパス内を散策してみました。



こちらは寮の建物。おそらく築50年くらいです。個室は洗面台のついた6畳くらいのいわば「独房」で、私がいた頃は固定電話も携帯もありませんでした・・・。
こういう寮の建物30棟あまりあって、新入生はほぼ全員こちらの寮に入っていました。
現在はつくばエクスプレスという秋葉原までつながった鉄道ができたので、寮に入らずに電車通学している学生さんも多いそうです。



こちらは共用棟。食堂や銭湯がありましたが、そもそも寮に入っている学生さんがだいぶ少ない様子で、ひっそりとしていました。





ちょっとめずらしい、荷車の駐車場。引っ越しシーズンに大活躍です。こういう荷車専用のスペースがさも当たり前のようにあるのがなんともつくばっぽい、、、感じです(笑。







正面の建物が「体芸棟」と言われる、体育系と芸術系の教室が集められた棟。

キャンパスの南側に位置したゲート状の建物なので、「南大門」と言われていました。

筑波大学は南北4kmと長大なキャンパスですが、在学時はほとんどこの界隈にいました。




こちらはキャンパス内の標識。自転車は左、歩行者は右。
ルールが守られているかどうか不明ですが、、、自転車移動の多いつくばならではの標識です。




こちらは体芸棟の吹抜け部分。設計は巨匠・槇文彦先生。50年くらい前の建物でだいぶ改修されているので、外装はオリジナルでないのですが、この吹抜け部分はかろうじてオリジナルの雰囲気を残しているかと思います。


ちなみに、このゾーンはキャンパスのメイン歩道が貫通しているのですが、通学時には自転車の大渋滞ポイントでした・・・。




あらためて訪問してみると、社会主義モダニズムといいますか、、、限られた予算の中で造形的に色々とチャレンジしつつも、時代性を反映した無機的な近代主義建築が風化しながら漂わせている残り香に哀愁があって、妙に懐かしいような、なんとも言えない気持ちになります。

もちろん更新された新しい建物や施設もあるのですが、在学当時=25年くらい前からあまり変わっていない風景が微妙にエモい、、、感じがしました。



研究学園都市といわれる、大学をはじめとした計画都市が建設された当時は高度経済成長の時代でしたが、ちょうどオイルショックの余波を受けて、中止された計画も色々あったそうです。そこから50年くらいの時間が経過して、それなりに風化した建物の間を歩いていると、レトロフューチャーな感じがすごくしました。





そして、お目当てだった「明和電機」さんの展覧会。

明和電機は90年代後半から活躍しているアートユニットですが、社長の土佐信道さんが大学院生だった頃に私も在学していました。

そのため、当時からなんとなく活動を存じ上げておりましたが、今回の展覧会は、その頃の学生時代から現在までの作品を見られる回顧展になっていました。










こうして見ると、レトロフューチャー感がすごくありますが、やはり「ツクバ」発という点を意識しつつ創作されていらっしゃるそうです。

ちょうどライブパフォーマンスも別会場で開催されていたのですが、そちらは残念ながら行けませんでした。



分野は全く異なるものの、同窓の方のこれまでの歳月の積み重ねを見て、こちらも良い刺激をいただきました。




ちょっと、いつもの投稿よりも写真や文章が多い気がしますが(笑、、、久々のつくばで旧交を温めたこともあって、ついつい力の入った、、、つくば散策のレビューでした。








2022/05/26

府中:内外装工事3

前回からかなり間延びしていますが、、、府中の住宅について工事のレビューです。


前回は内装の石膏ボード張りや外装の木化粧板の施工についてご紹介しました。


石膏ボードをあらかた張り終えると、そこからは仕上げ工事になります。

府中の住宅ではビニルクロスを仕上材としているので、クロス工事が始まります。






2階リビングの様子。グレイの壁面はクロスの施工が部分になります。

ビニルクロスは施工はわりと早く進むので、戸建て住宅くらいの規模だと、だいたい1週間くらいであらかた完了します。



こちらは、小屋裏収納(ロフト)へ上がるための階段。

通常、小屋裏収納(ロフト)へのアクセスはより簡易で床面積にカウントされない「ハシゴ」が多いのですが、今回は面積やスペースに余裕があったので階段にしました。

けっこう急な階段ですが、ハシゴよりは登りやすい、、、感じです。





2階の寝室。こちらの壁面はまだ石膏ボードがあらわしになっている部分もあります。

ボードの白い部分は、パテでしごいた箇所で、ビス穴や継ぎ目を消しています。





こちらは外装の様子。

木の化粧板やルーバー等も入って、あとは雨樋等の金物を入れると外装の完成です。

足場があるので全体の様子はわかりにくいのですが、諸々の付け忘れ、補修忘れ等があると取り返しがつかないので、足場を外すのはギリギリ最後の工程になります。




壁面の仕上げ工事に入るとかなり完成状態に近くなるのですが、床面や器具には養生シートを貼っているので、なかなか全体像は見えそうで見えない状態です。




とはいえ、そうした見えつつある完成状態を想像しながら現場の施工状態を検証するのが、設計監理者の密かな楽しみかもしれません。





この後、クロス等を張った後に照明や空調機器を取り付け、一気に完成状態へと近づいてゆきます。



それらのレビューもあまり間を開けずに、、、こちらのブログに投稿したいと思います。








2022/05/21

コラム欄

 KHアーキテクツのウエブサイトに「コラム」欄を作成しました。


これまでの設計活動で蓄積してきたノウハウや知見をテーマごとに紹介するコーナーになります。是非ご一読ください。(→ リンクはこちら


ブログについても、こうした役割を担っているのですが、時系列かつランダムなタイミングで書かれているので、過去にストックされたトピックがわかりにくい面がありました。


そのため、新たにコラム欄を設けてそれぞれのプロジェクトでの取り組みがわかりやすく理解できるようにしました。



こちらのブログと合わせて、なるだけ更新頻度をあげつつ記事を書いてゆきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。





2022/05/18

十割蕎麦

 先日のGWには私用で久々につくばに行きました。



つくばには、「つくばエクスプレス」という秋葉原始発の鉄道で行けば都内から1時間前後で到着しますが、我々が学生の頃には常磐線からバスか、高速バスしか東京からの移動手段が無かったので、隔世の感があります。



そんなつくばに行った折に、昼食で入った駅前商業ビルの蕎麦屋さん。

一見、普通のチェーン店系お蕎麦屋さんでしたが、コシのあって香りの高い十割蕎麦の美味しさにびっくり。





ヒレかつ丼と十割蕎麦定食。


一見何気ない定食セットですが、ボリュームと美味さは、都内の近隣のお店ではなかなか無い感じ。

こういう普段使いの定食が何気に美味しい、というのがシンプルながら質の高い生活だなあ、とつくづく思います。


思えば、つくば界隈は蕎麦の産地で、学生の頃から美味しい蕎麦屋が点在していました。

やはり伝統的に蕎麦が美味しいエリアなのでしょうが、駅前の商業ビルで美味しい蕎麦を食べられるとちょっとテンションが上がる、、、というものです。





つくば訪問のレビューはまた別の投稿でやりたいと思います。


2022/05/09

バラ

 GWの連休が終わって、いつも以上にブルーな月曜日、、、という感じですが、個人的に今年のGWは少しのんびり、良いリフレッシュが出来ました。


5月のこの時期はバラが咲くシーズンですが、近所のとある会社の敷地では多様な種類のバラが道沿いに植えられており、お散歩の時に楽しむことができます。


たぶん、昔のブログでもご紹介したかもしれませんが、、、今年もお散歩の道中でバラを撮ってみました。









色々な種類のバラが一斉に咲いていて、なかなか壮観です。


この時期、公園や民家の庭先にバラが咲いている光景はところどころで見られるものですが、歩道から気軽に楽しめる場所はあまり無いような気がします。

そういう意味でちょっとありがたい、バラの隠れた名所のひとつです。



春先から5月にかけてはサクラや新緑がフレッシュでついつい「映え」を狙って写真を撮ってしまいますが、、、単純にそのキレイさを楽しめるのが緑や植栽の特徴だなあと想います。




穏やかに楽しかった、GWを回顧する、、、ブルー・マンデー(?)の投稿でした。