2010/12/30

年末@中国

クリスマス前後に中国出張に行ってきました。




中国のシゴトはここ数年継続的にやっていたのですが、実は初めて。


半分くらいは観光タイムが取れたので、ちょっと見て回ったのですが、まあ、良くも悪くも活気はすごい。


勢いや規模の大きさは、なかなか日本にないものがあります。



日本はなにかにつけ、暗い話題が多い世情ですし、建築のシゴトもなかなか機会が少ない状況ですが、中国的にポジティブに物事を考えて勢いを持つことは大事かなと。


ということで来年はより明るい、活気のある一年にしたいなと思います。


皆様良いお年を!

2010/12/19

年末@中目黒

年末です。

久々ですが、ナカメもだいぶ年末っぽい風情がでてきました。





GTタワーのエントランスホールでシャツのライトアップ。
洗濯物みたいですが、こうやって光に照らされていると人体の有機的な感じと無機的に配列されているリズム性みたいなのが融合していて、なかなか新鮮です。







で、スターバックスに寄ったらクリスマス・ライブ。店内で生演奏。
たまたまバッチリの時間帯に立ち寄ったのですが、外国ならこういうこともありそうですが、日本の普通のカフェでこういうことをやってくれるのはちょっとゼイタクで粋なはからいだなあ、と思います。




年の瀬です。

2010/12/16

ブログのビュー

日本
アメリカ合衆国
ノルウェー
カナダ
台湾
ドイツ
香港
マレーシア
オーストリア 
イギリス

上の国々が何の羅列かというと、ブログにアクセスのあった国を列記したものです。
最近は便利なもので、ページのアクセス数とか統計が出る訳ですが、いつの間にかアクセスのあった国をカウントできるようになってました。

まあ、しょうもないことを書いていることの多い、このブログですが、事務所のページ経由で来たのでしょか、ありがたいことです。

で、こういうところにもボーダーレス化が起こっていることを実感する訳です。
意外にアクセスが多いのはノルウェーなんですが、誰が読んでるんだろ、、、とか素朴に思ってしまいます。一方で中国でシゴトをやってたりもするのですが一件もアクセスが無い、というのはこれまた意外な感じもします。まあ、グーグル系のブログサイトなので、アクセスが制限されている、、、とかありそうですが。


どこの国の人にせよ、来てくれてありがとう、です。

2010/12/13

バルセロナ1

久々の旅行アーカイブシリーズで、バルセロナ編です。

思えば2009年1月の旅行なので既に2年前になってしまうところなのですが。。。

まあ、記録用というか、やっぱり久々にこういう旅行の写真を眺めていると夢のような、癒されるような、感じもします。

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グラナダからバルセロナへ。バルセロナへの移動はスペインの格安航空、Vueling。今回エールフランス、イベリア航空に乗りましたが唯一の定時運行でした。。。機体のデザインがちょっとポップでいい感じです。






夕方過ぎにバルセロナに入って、ホテルに直行。今回宿泊したホテルの中では唯一の4つ星。

ネット予約+円高+シーズンオフの相乗効果で1泊7,000円くらいと格安でした、不況のおかげもあるかもしれません。





水廻りもキレイで、ロビーもオシャレ、ついでにフロントのカタロニアン・ガールもキレイでした、写真撮り損ねましたが。。。

翌日からは今回の旅行の大きな目的のひとつ、アントニ・ガウディの建築巡りへ。

ガウディ建築は当地でも大きな観光コンテンツとして認知されていて、どこも一様に整備されていました。

まずはカサ・バトリョへ。カサ・バトリョはグラシア通りという、日本でいえば表参道のような通りに面した大邸宅です。

夜はライトアップされています。



  

2階がオーナー住居で、上層階が賃貸になっています。上層階はまだ住んでいる人がいる気配でした。今でいう「デザイナーズ・マンション」のハシリみたいなもので、当時の新興富裕層が建築家に新しいデザインの住居を頼む流行りがあったようです。



    

写真で見ると有機的なラインで少しおどろおどろしい感じもしますが、実際には窓が大きく鮮やかな色をところどころに用いているので、明るい印象です。ガウディは現場に常駐しながら指示を出したそうで、デザイン密度の濃い空間になっています。建築で曲面をつくるのは大変な手間と労力がかかりますが、優れた技術を持った職人さんが数多くいて、かつ建築様式上の制約からデザインの自由が拡がりつつあった風潮があったという時代の条件が奇跡的に重なった建築、といえるかもしれません。










      

上の写真は屋根裏階。現代と違い、当時の屋根裏階というのは維持管理部門的な機能しかなかったようですが、通風採光を考慮したアーチのデザインは、現代建築につながる美学を感じさせます。



  

最後にエレベータ扉と屋上煙突の写真。ガウディは彫刻的な造形が注目されがちですが、一方で当時の最新設備や構造を意欲的に取り入れています。決して華のある部分ではないですが、こういう機能的で何げない部分も丁寧にデザインされているのには感心させられます。ガウディは金物職人の息子だったらしいですが、お金をかけていないスチールの手摺やフレームも、曲げたり、斜めにつけたりといったちょっとした工夫をしているところが心憎いところです。






バルセロナは見どころがいっぱいあったので、しばらく続けて書こうと思います。 

2010/12/06

代官山2

代官山の現場レビューです。






既存部分の解体がおおむね完了して、間仕切壁が立ち始めました。
もともとは部屋がより細分化されていたのですが、より開放的になるように間仕切りをやり直しています。

まだ始まったばかりで、これからという状況ですが、だんだん空間が見え始めてきたので、楽しみです。

2010/11/30

Adsense

既にブログの1周年は過ぎましたが、Google のキーワード連動広告を掲載するようになって1周年を迎えます。

Googleの広告料というのは表示された広告を誰か読者の方がクリックすると、何円かが広告料収入として、ブログなりHPの持ち主に支払われる、という仕組みです。

でそのクリックする人が多ければ多いほど、広告の掲載による収入は増えると。

広告料は1万円に達した時点で登録した口座に支払われます。

まあ、もちろんさして期待はしていないですが、計算すると1万円支払われるまでに10年以上15年未満かかる、、、と(笑。


・・・・・カリスマブロガーにまでなればそれなりに「副収入」といえるくらいまで稼ぐのでしょうが。。。
カリスマブロガーへの道は遠い、、、と改めて思った次第。



そして10年以上、という数値を認識すると、光陰矢のごとし、といえども萎える、、、のは確かなところ。


ということで、広告に興味を持った方はクリックしてください、だいたいライバル関係となる同業他社ですが・・・。

2010/11/23

代官山1

久々の現場レビューです。


9月から設計していた代官山のマンションのリノベーション現場が始まりました。
コスト調整が大変だったのですが、、、なんとか着工にこぎつけました。






現場は解体がはじまったところです。
写真はちょうど古い間仕切り壁を撤去して、中にあった配線がぶらんと垂れ下っている状態です。



現場は代官山と渋谷の間の住宅街=事務所から徒歩7分くらいとすごい近くていい場所です。
また現場に足繁く通えるのが監理する身にとってはありがたいところ。



年明け竣工なので、これから年末にかけてが正念場です。
大変ではありますが、モノが出来ていくプロセスというのはいつも楽しみなものです。


ということで、しばらく現場のレビューをのせていきます。

2010/11/21

葛西

久々に葛西臨海公園まで谷口吉生設計の水族園と展望台と見に行ってきました。

建築を見に行くのは好きというか、半分職業的な義務でもあるのですが、何度も見てみたい、と思える建築は数少ないものです。

谷口さんの建築はどの作品にしてもまた見たい、と思わせる凄みとある種の普遍性を有しているような気がします。


で、たぶん10年ぶりくらい、、、の再訪でした。




アプローチのガラスドーム。




ドームと水盤越しに東京湾を見る。



ガラスドームの架構。すごく繊細です。



この建築は1990年くらいの竣工なので、20周年な訳ですが、海のそばにある鉄骨の建築であるにもかかわらず、あまり傷んでいません。普通はサビとかでぼろぼろになるリスクがあるのですが。
やはり設計とメンテナンスの両立の賜物かと。


で、展示は純粋に楽しい。



                   マグロ。魚雷みたいなもんです。


 マンボウ。休館中のサンシャイン水族館からレンタル移籍らしいです。



ペンギン。萌え、ですね。 



 ミズクラゲ。こうしてライティングされているとすごく不思議な。



ということでケンチクも展示も楽しめる稀有な場所です。
まあ、あまり♂1人で行くところでないですが・・・。

とはいえ、自分の建築的な初心に立ち戻ることができるというか、ピュアに建築の良さを認識できる場所です。命のセンタクといいますか。

昨今はハコモノ批判もあって、なかなか公共建築で良質な建築の力を感じることができる建物が少ないですが、やっぱり真剣につくられた建築は良いなあと思います。



2010/11/16

AIA Design Award

13日にAIA Japan=アメリカ建築家協会日本支部のデザイン賞の授賞式があって、行ってきました。

で、HPのニュース欄にもアップしましたが、応募したTELLカウンセリングセンターが佳作入賞です!、めでたい。

ニュース欄には写真もアップされていますが、審査員のアストリッド・クラインさん、手塚由比さんと一緒に記念写真を撮っていただきました。

事務所の相方がAIA Japanの幹事をやっていて、出来レースか???、とか一瞬思ってしまいましたが、、、審査は外部の方に公正かつ厳正にやっていただいているようです。

今回TELLの受賞理由として、コストなどの条件が厳しい中でカウンセリングセンターという条件に合った、キメの細かいデザインをしている点が特に評価されたみたいです。

TELLはどちらというとフォトジェニック=写真映えを志向しているようなデザインではないので、こういう賞応募とかには向いていないかな、と思っていたのですが、プログラム的な条件を含めた回答として評価されたことは良かったなと思います。

まあ、我々の事務所としてはまだまだこれからより良い建築をつくっていきたいし、今回の受賞は、はじめの一歩に過ぎないかなと。

ようやく事務所設立2周年が過ぎたところですが、より一層がんばっていきたいと思います。

2010/11/11

ふんがい

昨日、ジムショのあるマンションに入ろうとしたら、右足裏に何やら柔らかい感触。


あわてて靴のウラを見ると、異臭を放つ茶色い物体=犬のフンがベットリと・・・・。




・・・・・・・あー、ショック・・・・。

しかも、おろしたての新品のクツなのに・・・。



そもそもヒトのマンションの入口前に犬のフンを放置するなんぞ、飼い主としてありえんだろうがっっ!、、、とココロの中で軽くキレてみましたが後の祭り。



フン害に憤慨、、、しながら靴裏を掃除した次第です。。。





犬のフンをまともに踏みつけるなんぞ、記憶にある限り小学3年生以来、、、でしょうか。
まあ、小学3年生の時分には、友達に「やーい、ウ○コ野郎!」とか、「菌がつく!」とか言われてイジメられた苦い記憶があります。。。

さすがにオトナなので、幸いにもそんな残酷な事態にはならず、友人に「運がつくからいいかも!」と慰めてもらったのでした。


まあ、だいたいは飼い主の方がちゃんとその場で掃除をされていますが、目黒川沿いというのは犬の散歩のメッカなので、散発的にリスクが潜んでいます。

油断せずにちゃんと廻りを注意しながら見てモノゴトを判断する、というのは都市空間を歩く基本でありかつ社会生活の基本、ということでしょうか。
まあ、そういう基本的なことを改めて学習した次第です。




ふんがいした後、ウンをつけましょう、、、というお話しでした。

2010/11/07

世界の終わりとワンダーランド

昨日はお世話になった方の告別式でした。



昨今の日本の平均寿命からするとまだまだ若いのに、病魔とは相手を選ばないものです。
それは理不尽ですらあるのですが、でも、誰かの記憶に残る限り、そのヒトは生き続けている、ともいえます。



生者よりも死者のことを思い出すことは意外に多いものです。












で、ナカメの秋の空。






誰かの人生が終わったとしても空は青いし、日は昇って沈むし、日常は変わらずに過ぎていきます。






たぶん、自分の人生が終わっても、そうなのだろうと、思います。



理不尽なワンダーランドは続いていくと。



まあ、おセンチな内容ですけど、そういう時もあります。
御冥福をお祈りします。

2010/10/31

はん亭

ちょっと久しぶりですが、もう10月最後です。

10月最後の話題は食欲の秋、ということで先日行った根津のはん亭を。





明治時代に建てられたお店らしいですが、根津界隈の風情とあいまっていい感じのお店です。


このブログであんまり料理を載せることは少ないのですが、会食の場で写真を撮る、というのは珍しい行為では無くなったとはいえ、その場のトークの流れを断ち切ることもままあるので、あんまり撮らない、というかんじです。今回はたまたま友人のOK(?)が出てちょっと料理の写真撮りました。







串揚げです。


季節の野菜モノとかカニとか、色々。出てくる度に店員さんが説明してくれるのですが、ほろ酔い気分で聞いているので、十中八九忘れてます。。。まあ、そういうもんです、楽しく美味しい記憶が残ればいいかと。・・・・言い訳ですが。


これも東東京エリアならでは伝統のあるお店で、西東京エリアにこういう古い味のある雰囲気のお店というのはなかなか無い。

たまに東エリアに行ってこういうお店に行くたびに東京は広いし奥が深いなあ、とか思ってしまいます。

ミシュランガイドで星付きレストランが最多なのは東京らしいですが、単に基準が甘いという訳でなくて、アベレージはやっぱり高いみたいです。
ジムさんとかもよく食は東京がNO1、みたいなことをいいます。
だいたい各国料理がまんべんなく食べられて、繊細な味付け&盛り付けでレベルが高いと。

なので、星付きでなくても美味しいお店はいっぱいあるし、まだまだ食の探検はしたいなあ、と思います。

ま、予算と時間が取れれば、ですけど・・・。

2010/10/20

小伝馬町

以前紹介した小伝馬町のデザインマンションの友人宅で大学の友人の集まりがあったので遊びに行ってきました。


帰り際に外に出てみるとオフィス街のひっそりとした街並みにちょうちん行列が。







なんでも「べったら市」というのが毎年10/19,20に開催されるらしいです。
ちょうど今日明日ですね。


写真はほろ酔い気分で外に出たトコロで撮ったので、ブレてますが、、、ちょうちんというのは祭り気分を盛り上げる格好のアイテムだなあと思います。突然空間の雰囲気を変えるといいますか。

スカイツリーもだいぶ高くなってきてますが、こういう伝統行事が日常生活に紛れているのが、東東京エリアの強みです。

2010/10/15

1周年

今月でブログを書きだして1周年です。

まあ、よく続いたなあと。
更新を適度にユルくやっているのが良かったのかもしれません。
内容もユルめですが・・・。

個人的に秋はジムショの決算や創立記念日、おまけに自分の誕生日とか色んな節目があって、月日の流れの早さを認識する、特別な日が多かったりします。

最近はやや時間的余裕が無い状態が続いていて、更新の頻度が落ちていますが、まあユル~く続けていこうと思います。


ウチのジムショともども、今後ともよろしくお願いします。

2010/10/04

黒部

いつの間にやら10月です。

ここのところブログのエントリーが減り気味ですが、なんというか小忙しい状況がここのところ続いている感じです。

ヒマよりかはいいのですが。


で、そんな状況の合間をみて行った長野の旅の続編。

実に30年ぶり(!)くらいに黒部ダムに行きました。




だいたいアクセスの方法が昔も今も限られていて、トローリーバス=電動バスでトンネルを15分くらい走って黒部ダムに至ります。





ちょっとレトロなトローリーバス。電車のようなバスのような、不思議な乗り物です。






で、黒部ダムの駅に着いて長い階段を昇っていって地上に出ると、



壮大な黒部ダム。
景気良く放水しています。




ずっと眺めていると千住博の滝の絵のような不思議と引き込まれるような光景が広がります。

30年くらい前の子供の頃に見た時は、ひたすらでかいダムと周辺の山の景色、目もくらむようなダムの落差に圧倒されていた気がするのですが、建築を勉強し、かつスカイスクレーパーが当たり前のように建つ都市の中に住んでいる自分が再びその光景に対峙してみると、なんだか小さく見えました。50年くらい前の大事業で映画になるくらいの難工事だった訳ですが、秘境が開拓されつくしてメガストラクチャーに見慣れた時代にいるとなんとなく感動が薄れてしまう、、、気がします。

逆に自分の感受性が鈍っているのかも、、、とかコドモの頃の自分との距離を感じてしまう、、、という思いもありました。


とはいえ、コドモの頃には無かった発見もありました。







ダムの脇にそびえたつ、擁壁と思われる構造物。それと滑り台のような船舶の停泊所。
ちょっと古代の神殿みたいで思わず萌えました。。。


で、更に何かに似ている、、、と思ったら、イタリア未来派の建築家、アントニオ・サンテリアのドローイングの世界に類似している、、、のではないかと。


そもそも未来派は、有名な未来派宣言の「機銃掃射をも圧倒するかのように咆哮する自動車は、《サモトラケのニケ》よりも美しい。」というマニフェストに象徴されるように、工業化社会の新しいテクノロジーの中に新しい美意識を見出したのが彼らの重要な視点で、当然工場や産業構築物もその称賛の対象であった訳でした。
なので、サンテリアのドローイングの都市は稀有壮大なメガストラクチャーでダム的でもある訳です。
で、更に言ってしまえば「工場萌え」「ダム萌え」「土木萌え」的な萌えの原点は未来派にある、、、ともいえるのでなかろうかと。。。そんな仮説も成り立つ気がします。


まあ、小学生の時分にはそんなトリビア的お楽しみの視点は無い訳で、そういう意味では良くも悪くも月日の経過も感じさせる再訪でした。





で、オマケでバスの駅にあった、レトロな食堂。






ちょっと、昭和の時間で止まっている、、、感じがしちゃいますが、こういう何気ない光景にもある楽しみを発見してしまうトコロにも、コドモ時代との距離を感じます。


でも、こういう楽しみを発見するとしたら、トシをとる、ことも悪いことではないなあ、、、とか思った黒部の再訪でした。。。

2010/10/02

イベントの告知

イベントの告知です。


ASJプレミアスタジオ湘南主催の「第3回建築家展in湘南」という展示会+相談会が10/10,11に開催されます。

開催場所は藤沢ですが、お近くの方は是非お立ち寄りください。
独立住宅や集合住宅、商業施設等々に関する展示がメインになるかと思います。
 
まあ、ウチの事務所は「プレミア」かどうか不明ですが、、、他の建築家の方々もそうそうたるメンバーがいらっしゃいますので、見ごたえのある展示会になるかなあ、と思っています。
 
 
なので、興味のある方はぜひどうぞ。

2010/09/23

白馬1

先日、友人と一緒に山に登ってきました。






北アルプスの唐松岳2696m。



比較的、というか相当インドア派なので、山に登るという発想を自発的にすることはまずない、のですが、声掛けられて旅行に参加してみたら山登りツアーだった、、、ということで、たまには挑戦を、と一念発起し登ってみました。


まあ登ってみるとしんどいなりに案外と気持ちいい、ものでなんとか頂上まで無事にたどり着きました。







案の定、翌日筋肉痛に苦しんだ、、、訳ですが、まあ登山靴もなしによく登ったもんだなあ、、、と自分で自分を誉めてやりたいっ!、、、心境だったりします。


他にも黒部ダムなんぞに行ったのでまた後日写真とかを載せようと思います。

2010/09/15

da isa

中目黒というのはピザ激戦区といわれています。


ピザの有名店が集まっているが故ですが、半年ほど前にオープンしたのがda Isa(
ダ イーサ)です。

オープン後、色んなメディアで取り上げられているようで、一躍ナカメのカオのお店のひとつ、となった訳ですが、テイクアウトもやっています。




箱がカワイイ。そしてフライドポテトは紙袋に入っていて、こういうラフな風情がイタリア仕込みのピザ屋さんぽかったりします。


平日は1000円でランチが食べられるので我々もことあるごとに行く訳ですが、テイクアウトは時間が合えば15分くらいで準備してくれるので、宅配ピザより早かったりします。


生地がモチモチしていて独特の食感があります。
まあ、一番いいのはお店の賑やかな雰囲気で食すことですが、週末とかはなかなか予約が取れないみたいです。お店の前を通るとよく行列つくっていたりもして。


ジムショの近くにこういうお店があると便利だしウレシイものです、これぞナカメにジムショがあるアドバンテージ、といいますか。


まあ、普段は地味にお弁当とか食べていることが多いのですが・・・・。

2010/09/08

雅叙園

親戚の結婚式で目黒雅叙園に行ってきました。


雅叙園は式場で有名ですが、その建築でも有名です。

「昭和の竜宮城。」というのは建て替え前の雅叙園のニックネームですが、バブル最盛期に建て替えられた現在の建築も、古い建物の装飾アイテムを随所に使い趣向を凝らした、まさにバブル建築の頂点、といえます。
バブル建築、というと金満主義的で恥ずかしいくらいに派手で豪奢、という印象ですが、逆にいうと今の経済状態ではなかなかつくれない、予算が青天井という状態を体現している稀有な建築、ともいえます。

ちなみに前職の事務所が近かったので、ランチで何度か行ったことはあったのですが、本格的に中に入ったのははじめてでした。


ということで写真をざっといくつか。


「目黒雅叙園」のサイン。





アプローチの鏝絵。




5層吹き抜けアトリウム。




式場前廊下。





式場前廊下障子のディテール。




                   宴会場エントランスホール。
                   壁面、天井に鏝絵。



                   宴会場待合場トイレ前の床柱。
                   一木彫りです。




                    1階トイレ入り口。






                     エレベータ扉。
                     螺鈿細工です。




ということでざっと建築ツアーでした。

この写真を見るだけでも如何に凝っているか、、、わかるかと思います。

新館の設計は日建設計ですが、まあこれだけ大規模な施設に旧館の工芸品を集めて良くぞ新しい建物の中に新しい部分と違和感なくまとめきったなあ、と思います。


ちょうど学生時代に建築を学び始めた頃に建ったのでよく覚えているのですが、建築の専門家からの評判は著しくなかった気がします。

ただ、バブル崩壊後、20年ともいわれるロストジェネレーションの時代を経てみてみると、これだけ伝統工芸の技術を現代建築に織り込んで、良くも悪くも凝りに凝っただ大規模施設というのは、もう出来ないのでは、という気がするし、時代の勢い、というのを感じざるをえません。


たぶんこれから中国あたりでこういう上質な豪華絢爛な建築、というのがどんどん出てくるかと。
まだ単にバブルっぽうのが多そうですが。。。


で、最後になおやくん、オメデトウ、良い結婚式をありがとう!