2013/06/30

ねこ

自宅のバルコニーから何気に外を見ていたら、近くの屋根の上で猫が昼寝していました。














こういうユル~い感じの猫の姿というのは、萌えますね・・・。







最近は都会で野良猫を見かけることは徐々に少なくなっていますが、どうにか共生しながら生活できれば、、、と思います。

2013/06/25

三鷹リノベ6

三鷹のリノベーションは仕上工事に入りつつあります。





古材の丸太梁と障子による和のテイストの空間がようやく見えてきました。









外装の仕上のベースはグレイに統一しました。極端に手を加えず、既存建物の形状を生かしながらなるだけシンプルで抽象的な感じにしています。










玄関の扉ももともとの扉を再利用しています。
表面のニスを磨いてはがしたところですが、意外なまでに木の素地の質感がキレイで、いい味を出しています。





木と障子の質感を生かした簡素な空間、というのが全体の主題ですが、ようやく完成に近づきつつあります。







2013/06/20

もも焼き

しばらく現場のトピックが続いたので、久々にちょっと食の話題を。







田園調布駅前の焼き鳥やさん、「鳥鍈」のもも焼き。

近隣にお住まいのお施主さんにたまたま連れて行っていただきました。
入ってちょっとしたらもう満席になっていたので、ラッキーでした。



色々とウンチクが語れそうなお店の名物メニューではありますが、とにもかくにも庶民的で美味しい。。。
これに尽きるかと。




ジョッキの「背番号3」にも、巨人ファンならずともグッと、きます。





老舗の飲食店というのは、お店の端々にそれ相応の歴史の深みが感じられるものですが、ジョッキのこうしたロゴやちょっとニスのはがれたテーブルも「味わい」のひとつかもしれません。



田園調布というとハイソで高級なイメージですが、こういうお店が駅前で繁盛し続けているというのは、街としての懐の深さが感じられて良いものです。



2013/06/17

マンションリノベ1

都内某所でマンションの一室のリノベーションが始まっています。




現場の様子。
しばらく解体をずっとやっていたのですが、それらの廃材もだいぶ片付いて、スッキリしてきました。
今は間仕切や天井の下地材をつくっています。






築30年くらいのマンションですが、一部の間仕切壁にブロックが使われていたりします。
今どきのマンションですとブロックを使うことはあまり無いのですが、この時期のマンションだと割と使われています。


ブロックは解体するのが大変なのですが、がっちりしている点がメリットで、水廻りの壁とかによく使われています。




写真の綿がとりついているような板状の材料は床の遮音材です。
硬さの違う材を何層かミルフィーユ状に重ねて音が階下に伝わるのを防ぐ構造になっています。

これもコンクリートの床に直接敷いて使うわけですが、最近のマンションですと束材を使って二重床にするのが通常なので、古めのマンションならでは建材です。




こういった感じで同じマンションといってもこの30年くらいの間に細かいスペックの考え方はだいぶ変わっている感じがあります。とはいえ「ヴィンテージマンション」という言葉もあるように、古いマンションにはそれ特有の良さがあったりします。


今回のリノベはこうしたヴィンテージマンションの一室、ということになりますが、充実したデザインの改修ができれば、、、と思います。



こちらも現場の進捗に伴ってレビューしてゆきます。




2013/06/09

三鷹リノベ5

三鷹は構造体の耐震補強から仕上の方にフェーズが移ってきました。






2階の梁の一部をあらわしにしました。
既存の梁の「アジ」を生かした空間になればと思います。









今回、フローリングはカバの無垢材を使用しています。
木目が細かく柔らかい感じの印象です。



全体に丁寧な仕上がりになっているので、完成が楽しみです。



2013/06/03

みどりの10

みどりのはタイムラグをもちながらこちらにレビューしてきましたが、先日無事に竣工、引き渡しをしました。






外構も終わって、先日竣工写真の撮影をさせていただいたのですが、ちょうど晴れの日で青い外壁が映える感じでした。

こちらの写真はフォトグラファーの方の撮影手伝いの合間に自分で撮ったものなので、ちょっと歪みが出てしまいますが、、、オフィシャルの竣工写真はいずれHPで公開したいと思います。














インテリアはスキップフロアにしたので全体に緩やかにつながっています。
屋根の構造をあらわしていることもあって杉の無垢材のフローリングにしたのですが、柱梁のちょっと素朴な表情とあいまって、全体的におおらかな感じに仕上がったかなと思います。

窓は決して大きくない住宅ですが、効果的に明るくなるであろう箇所に設置したことでまんべんなく穏やかに明るい印象になりました。


お施主さんのお引越しも見届けてきたのですが、これからどのように住まわれるか、、、楽しみなところです。


いずれにしても、お施主さんの我々のデザインに対するご理解があってこそ、建築が実現するのですが、今回は施工の高木さんをはじめ、色んな方々の協力に恵まれたプロジェクトであったなあと切に思います。

ブログという場所をお借りしてになりますが、関係した方々に感謝の意を表したいと思います。

皆さまありがとうございました。


色々と撮りためた写真もあるので、より仔細な部分についてもこちらのブログに今後レビューしようと思います。