2012/08/27

尾瀬

シゴトの合間を縫って夏休みをとって尾瀬に行ってきました。



湿原に続く木道。








早朝の陽の光を浴びてます。







尾瀬ヶ原と燧ケ岳(ひうちがたけ)。水が澄んでいるので山並みと青空が映り込んでいます。









ほんとに水がキレイです。


そして立ち止まるとそよぐ風や虫や鳥の声以外は何も聞こえない。




尾瀬の湿原は様々な条件が重なって奇跡的に生まれた生態系らしいですが、人の手がほとんど入っていない自然の中に身を置くと、癒されます。パワースポットですね。

一方で、登山ルートは木道をはじめトレッキングしやすいように整備されていて、登山ビギナーでも歩きやすかったです。


しかもポイントごとにある山小屋ではビールも飲める。。。
自然の中を歩き回ってビール飲んで、昼寝して、、、また歩いて、ビール飲んで、最後は温泉。。。


ココロの浄化と煩悩の間を往復できる、、、希少な場所です。


それはともかく、、、たまには都市を離れて大きな自然に触れるのはホントに大事です。

2012/08/21

世田谷リノベ3

先日写真をアップした、木の曲面壁がだいぶ出来上がってきました。





ちょっと画像が眠い感じですが、、、なだらかな曲面に仕上がっています。

左は収納の扉ですが、これからワックスをかけて、曲がった壁面と同じ質感・マテリアルで仕上がるようにしています。

シナ合板は決して高い素材ではないのですが、汎用性が高く大工さんが現場で加工しやすいので、曲面のようなちょっとしたディテールを加えるとなかなか見栄えがします。


こういうマテリアルとディテールを組み合わせて、空間や素材の良さを最大限に引き出せるようなつくり方が大事だな、と思います。


現場は、引渡しに向けて最後の追い込みです。

2012/08/15

世田谷リノベ2

お盆の最中ですが、現場は粛々と進んでいます。







壁面のタイルを貼り終えた浴室の一コマ。


中庭に面した窓からの光で、柔らかいマテリアルの質感がよく出ています。

写真右側の大判のタイルは馬目地といって、貼り位置の中心をずらしています。あまりに目地がそろい過ぎていると、硬質で緊張した印象になるため、横長のタイルを馬目地で貼ることで水平方向に動きをつくることを狙いました。
更にその目地の間にモザイクタイルをアクセントで入れ込んで視覚的なリズムを創るようなディテールとしています。

それと、写真左側の柱の角は役物を特注して貼り合わせの目地が目立たないように工夫しています。わかりにくい、小さなディテールの工夫ですが、、、そういう小さな工夫で全体がすっきりとシンプルな印象になります。

そして、こうした小さなディテールを積み重ねることで、柔らかいユル~い雰囲気があって、リラックスして楽しめるお風呂場になれば、、、と。



だいぶ各部分が見えてきたので、出来上がりが楽しみです。





2012/08/14

渋谷の空

最近は至るところに高層ビルが出来ているのですが、そういうビルの上階に行ってみると思わぬ景色が見られることがままあります。






写真は渋谷のヒカリエから駅~246号方面を見た眺め。

このくらい高いトコロに行くと意外に視界が開けていて、気持ちがいいものですが、一方で高層建築が増えたなあ、と実感します。



夏の盛りの東京の空です。




2012/08/09

エレベータービル

最近、自宅と事務所、現場間を往復するのみの生活が続いていますが、、、その道すがら、目黒川沿いのエレベータービル。







仮設プレハブを解体する過程でエレベータ廻り部分の構造体のみ残したために出現した訳ですが、こういう風に見えるのは珍しいです。


まあ、数週間後には消えてしまうのでしょうが、図鑑やカタログに載っている解説図がそのまま出てきたみたいで楽しいもんです。


真夏の蜃気楼、、、といったところですが、盛夏の折、みなさまにおかれましてもお体お気をつけください。




2012/08/03

世田谷リノベ


久々の更新です。。。

都内で進行中の住宅改修工事の現場の一コマ。




曲面のある壁をシナ合板を貼って作っています。
ようやく姿が見えてきたのですが、木の素地のマテリアルを生かして壁面をつくっています。
ちょっと幾何学的なディテールと生成りのマテリアルの組合せでシャープながらも穏やかな印象になればなあ、と思っています。




目下、住宅リノベーションの現場、住宅の新築とアパートの新築の設計等々、進行中です。