2010/08/31

オープンハウス@駒沢

2週間くらい前になりますが、古市事務所時代の先輩・同僚だったアトリエハコの七島さん佐野さんからオープンハウスの案内をもらったので行ってきました。







家は駒沢大学近くのいい場所でした。
横長の水平窓のところがメインリビングです。








中に入るとこんな感じ。


各フロアの床面積は30㎡程度らしく、決して広いとはいえないのですが、連続水平窓と高めの天井高のおかげですごい広く感じます。やっぱその辺は建築家の成せる技、といいますか流石です。







階段もキレイ。

小さな住宅な縦に空間をつなげることでより広く感じられる訳ですが、窓を工夫することで光井戸にもなって下階にも光が降り注ぐ訳です。







水廻りもオシャレ。小さい空間はいかに合理的にギリギリサイズでつくるか、というのが大事な訳ですが、洗面や鏡のデザインにその辺の工夫が見て取れます。








で、電気のスイッチプレートもオシャレ。
住宅の設備機器というのはなかなかデザイン的に秀でたものが少なくて、いつも苦労する訳ですが、こういうシンプルで余計な飾りの無いスイッチというのはミニマムな空間に非常に似合います。




比較的小さい住宅ですが、細かいところまで手を抜かずにキッチリやっているというのが、さすがです。
お施主さんのこだわりも強かったようですが、こだわりの分、坪単価もそれなりに高かった、、、ようです。
全体として、お施主さんと建築家の思い入れが結晶になった住宅、という感じがすごく伝わってきました。


まあ、色々勉強になったのと、やっぱり同じ釜のメシを食った人たちが活躍しているというのは自分としても頑張らねば、、、というヤル気や元気をもらえるので、つい載せちゃいました。