繁忙期には、必然的にコンビニ通いが多くなります。
で、ちょっと衝動買いしたのが、
「シャア専用カップヌードル」。
1/380スケールのガンプラがついています。
「シャア専用」、という言葉の響きに多くの団塊ジュニア世代♂は、機敏に反応します。
まあ言わずもがな、かもしれませんが、シャアはガンダムの敵キャラな訳ですが、あまりにもキャラが立っていたが故に30年経った今もなお愛されていると。
そしてその名を冠したグッズ=「シャア専用」には何故かプレミアム感が漂い、つい購入してしまう訳です。
シャア専用、の商品としての一般的な特徴を挙げてみると、
・赤い。
・高級感がある。
・数量限定である。
・必要以上にスペックが良い。
といったところでしょうか。。。
クルマでいうと、フェラーリとか、アルファロメオというのはもうそのまま「シャア専用」、といえる。
逆にいうと、これらのクルマをイメージすることで「シャア専用」というのがどれだけのプレミアムとステータスを持っているものなのか、理解できるかと思います。
で、写真のカップヌードルはチリトマト味です。赤いです。
ガンプラのおまけがついていて=スペックが良い、しかも数量限定。
ということで「シャア専用」足りうる条件を満たしている、といえます。
まあ、中味はごく普通のカップヌードルですが。。。
とはいえ、そんなごく普通のカップヌードルが「シャア専用」と名付けられることで、「うわぁ、なんか美味しいんじゃなかろうか?」とか、「無くなる前に買っちゃえ!」とか、そういう衝動を引き起こす力を持っている。
で、ついでに持っていることを自慢したくなる。
そんな不純な動機でブログにアップしてしまった訳ですが。。。
ちなみに、建築分野における「シャア専用」ってなんだろ、と考えてみたのですが、ありました、ひとつだけ。
Casa Barragan。
メキシコの伝説的な建築家、ルイス・バラガンの自邸です。
世界遺産です。
赤いです。
一軒だけです。
つまり「シャア専用」に近い、と。(強引ですけど・・・・。)
バラガンは終生独身で建築家兼デベロッパーだったのですが、晩年に建てた彼一人のための住宅で、メイドを雇って悠々自適な老後を過ごしたみたいです。
まあ、そういう意味ではバリバリにエリートでプレミアムなんだぜオレは、といったイケイケ風情の「シャア専用」というよりかは、バリバリの人生の荒波を超えてきて戦士の休息ここでとりますよ私は、といった風情の「引退したシャア専用」、といった方がより的確かもしれません。
住宅で赤とかピンクとかいった色彩を全面的に使うのはなかなか難しいのです。
落ち着かなくなるといいますか。
バラガン邸は日差しが強くてからっとした気候風土のメキシコだから成り立つ、ともいえる訳です。
日本で「シャア専用」仕様の住宅をつくると、、、ま、色々大変でしょう。。。
ということで、デザインネタというより雑学ネタ、ですけど、夏休みシーズンだからいっか、と思ってちょっと書いてみました。
まあ、日常にちょっとしたお笑いは必要です、残暑まだまだ厳しいですが皆様ご自愛ください・・・。